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▼ご対面 ページ6

今日は私は仕事が休みで、魁も撮影まで時間があるとのことだったから
2人でカードショップに行ってきた。
実は私もポケモンカードをやっていたりする。まあ魁と遊ぶだけなんだけどさ。

カードも欲しいものも買えたところで魁はメンバーに呼ばれて家に戻っていった。

私も食材とか全部しまっちゃお〜・・・なんて考えつつ袋を開いた



『・・・あ、これ魁のじゃん』



完熟トマトのスープパスタが5個。
私がいるときはいつも一緒に食べるけど、いない時はいつもこれを食べているらしい
明日は私は早朝からランチの仕込みにいかなきゃいけないから一緒に食べられない


『持っていくかあ』


あとマリネサラダも持っていこう。
マリネサラダのタッパーと例のブツを袋に詰め替えて、鍵を持ち隣の部屋へ向かった
そして鍵を開ける。


あ、そうなんです。魁に何かあったとき用ってことで本人が合鍵を引っ越したときにくれました
私の分も彼は持ってるよ。まるで付き合ってるみたいだよね、違うけど


扉を開ければ見知らぬ靴が3足
新しいの買ったのかな?と思ったけど明白にサイズが違うし魁の買うようなデザインじゃない靴もある
もしかして撮影、ここでやってんの!?
こっそりキッチンに置いて帰ろうか・・・


そう思って忍び足で中へはいった



けど



急に引き戸が開いた




『あ』


「・・・は!?」




そこから出てきたのはメンバーのマサイさんだった
あ、いや知り合いってわけじゃないよ。一応小中同じだったし動画は見てるから知ってるだけ

てか相手からしたら急に部屋に入ってきた不審者だと思うか
えーどうしようどうやって誤解を解こうと考えていたら魁がマサイさんをどけてすっ飛んできた



motoki「ちょっ・・・!?撮影っていったじゃん」

『ごめん、でもこれ忘れ物・・・あと明日の朝用にと思ってサラダ・・・』

motoki「あっこれ俺が好きなマリネじゃんやった〜じゃなくて!!連絡してよ!」

『うぅ・・・ごめんなさい』

motoki「分かったならよし。態々ありがとうね。じゃあ気をつけて帰りなよ」

『隣だから気をつけるもなにもないでしょw』

motoki「い、いやそうだけどさ!はいはい撮影するからね!!!」



背中を押されて帰ろうとすると、私の肩と魁の腕を誰かが掴んだ



silk「いやいやモトキ、紹介してくれてもいいんじゃね?」



当時から変わらない、眩しい位の苦手な笑みが私を向いた


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作品ジャンル:恋愛
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作者名:Z1GSY x他1人 | 作成日時:2019年6月28日 20時

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