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先ほどまで撮影をしていたであろう部屋に座らされる
射的コーナーってどういうことなの


床に広げられた紙にはダイソンやらパソコンやら・・・えっ通帳!?
仲良しすぎるのは魁の話からも動画からも伝わるけど遠慮ないな〜・・・

そして私専用のコップにジャスミン茶をいれて持ってきた魁
ありがとう、と受け取れば不機嫌そうに私の横に座った



『撮影の邪魔してごめんだけど、そこまで怒らないでよ・・』

motoki「いやAに怒ってるわけじゃないよ。彼奴等にはまあ、うん」



目の前の彼らはめっちゃ笑っている
が、シルクくんが口を開いた


silk「いつもお菓子ありがとう。めっちゃ美味いからメンバー皆気に入ってんだ」

『ならよかった・・・。こちらこそありがとうございます』

silk「小中一緒なんだし堅苦しいのやめようぜ?な?」



こういうところだ。人慣れしていてド定番の人気者タイプ。
私とはまったく違う人種でどうしても一線どころか二線ほど置きたくなってしまう
けど魁のお友達だからな・・・へらりと笑ってみせた


ndaho「前のインスタ映えケーキも美味しかった!あれ食べきれなくて妹にもあげたんだけど喜んでたよ〜!その前のマカロンも絶品だった!もっと食べたかったな〜」


『ありがとう・・・もしかしてキッシュはお口に合わなかった?』



マカロンとケーキの間に私はキッシュも作っている
3種類ほど作ったから余ってしまって魁にメンバーさんと夜食べてねって渡したんだけど

目の前の彼らは頭に?を浮かべている

横を見れば、彼は明白に目をそらした



『魁もしかしてあれ全部1人で食べたの!?』

motoki「めっちゃ美味しかった」

『言ってくれたらいくらでも作るのにさ〜もう本当にバカじゃないの・・・』



呆れているとまた皆笑う
けど、マサイくんは何処か不思議そうな顔をしていた



silk「マサイどした?」

masai「俺、マカロン食べてない」

silk「マサイ来る前に食っちまったんだよな確か。元々3つしかなかったし」


・・・ん?



『私、マカロン各色3個ずつつくってそれ全部魁に渡したから21個あったはず・・・』



・・・



『か〜〜〜〜い〜〜〜〜〜〜〜!?!?!?!?』




よく食べるのは知っていたけどまさかそこまでだとは思わなかった・・・
なんだか申し訳なくなって一旦家に戻って先日家で作ったダックワーズを持って行って渡した



『すみませんこんなのしかないけど・・・』

motoki「俺のは!?」

『ないよバカ!』

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作品ジャンル:恋愛
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作者名:Z1GSY x他1人 | 作成日時:2019年6月28日 20時

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