九十四匹目 ページ3
その後、烏間先生は防衛省に交渉に行くため教室を出た。
殺「ヌルフフフッ、先生がいる限りAさんも吹雪さんも死なせたりはしませんが、何があるか分かりません。
最悪、寝てる間に襲われたりするかもしれません。
なので、暫く教室でお泊まりをしましょう！」
皆「!?」
貴『そんなことしなくても、大丈夫だよ？』
殺「いえ、これが最善の策でしょう」
吹「別にいい───って言っても聞かなさそうだからここは素直に聞いておこう？ね、A」
貴『ううっ…分かったよ…。
その代わり、
殺「勿論です。私は皆さんの先生ですから」
ー防衛省ー
烏「何故このようなことを私に黙っていたのですか!!?」
「何故、ね。
君はあのクラス少し加担し過ぎだ。
あの教室は化け物を殺すためのものだ。
その教室で殺すべき化け物が二、三体増えたくらいで騒ぐな。
いいかい、烏間君。
これは上からの命令だ。
決定事項なのだよ。
あの化け物もだが、生徒に邪魔されるのも厄介だから黙っていたに過ぎない。
決行は二日後、新月が昇るとともに暗殺を開始する。
雇われたハンターは12人、どれも腕利きの者ばかりだ。
使う武器は銀製、どれも対先生パウダーを振りかけてある。
あの化け物には止められないだろうよ」
烏「ですが──」
「まぁ待て烏間君。
これは国の考えを話しただけだ。
それに、私が何故こんなにしゃべったと思う？
私はね、昔狼の子供に救われたのだよ。
紅い目をした銀色の狼の子にね。
だから、今回の作戦は好しとはしないのだ。
しかし、私では止められないだろう。
だから君に託す。
これだけ喋ったのだ。
必ず守れ。
これは命令だ」
烏「!!
はい！わかりました！」
「頼むぞ」
ーーーーーーーーーーーーー
ピンと来た人には分かったでしょうが、
狼の子はAさんの父親です。
防衛省で喋っていたのは烏間さんの上司です。
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ato - めっちゃ続き気になります！！凛香ちゃんともっと百合ってくださi、、(｡>人<) (2018年8月14日 7時) (
レス) id: 00051923cf (このIDを非表示/違反報告)
赤林檎 - めっちゃ続き気になります！！！面白すぎて一人で含み笑いしてた(´･ω･`) (2018年2月12日 16時) (レス) id: f633f323c8 (このIDを非表示/違反報告)
wolf(プロフ) - 水香さん» ありがとう！この先が難産なんだよね…頑張るよ！ (2016年10月5日 17時) (レス) id: a93ff7ebad (このIDを非表示/違反報告)
水香(プロフ) - 続きが気になる〜！！どうなる〜！！ (2016年9月19日 7時) (レス) id: 14675e7528 (このIDを非表示/違反報告)
wolf(プロフ) - マラカスさん» そ、そうですよね… (2016年8月21日 8時) (レス) id: a93ff7ebad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：wolf | 作者ホームページ：
作成日時：2016年8月4日 19時
