第4話 ページ6
「はぁはぁ…
やっぱりデュプリを出したままじゃ辛いか。
でもまもなくだ…」
「え？ああ、前半はもうすぐ終わるね…」
「それもあるけど、
僕たちが待っているのは別のことさ」
「！来ますよ…3、2、1…」
咲美がカウントダウンを始めると、
空からキャラバンのようなものが現れた。
「ええっ！？」
そのキャラバンの窓が一人でに開くと、
「おお！天馬くん！
グッモーニング、おはようさん！」
そこから一匹の青い熊が手を振って、
松風に向かって喋っていた…
「おっ…俺…
やっぱり、夢をみてるのかな…」
松風がそう呟くと前半が終了し、
ハーフタイムへ入る。
「さすがワンダバ！
時間ぴったり！」
「あれは、雷門のキャラバン…？！」
キャラバンが下りてくると、
扉が開いてランダバと呼ばれる熊が下りてきた。
「よっと！
フェイ、咲美、
首尾良く行ってるか？」
そうフェイと咲美に聞く熊に、
松風は目を見開いて、
目を擦ったりしている。
「ぁ、あぁ、ちょっと苦戦中…」
「やはり、この大監督、
クラーク・ワンダバット様がいないと
ダメみたいだな。」
「え、監督！？
熊でしょ？しかもぬいぐるみだし…」
松風は後ろにいるチームメイトに聞くが
フェイは指を鳴らし彼らを消した。
「え、えぇええ！？消えた！？」
「ははっ、言ってなかったね。
彼らは僕が出している化身の一種。
デュプリと呼ばれる代行選手さ、
彼らは実体じゃないんだ。」
「じゃあ、本当はいないってこと？」
「言ってしまえば、
フェイさんの一部ですね。
それで…ワンダバ様が、
ここにいるってことは…」
「うむ！
天馬くん、安心してくれ。
君とサッカーとの出会いの歴史は
元通りにしておいた！」
「そうなんですか…」
「歴史に変更は、
定着するのに時間がかかる…
変えられた直後であればあるほど
元に戻りやすいんだ。」
松風は訳わからんと言わんばかりの顔をすると、フェイは慌てたようにワンバダに問いかける。
「あぁ！それと！
頼んでおいたやつ、取ってきてくれた？」
「もちろんだ。
このワンダバ様に不可能はない。」
「本当！？スゴいじゃん！
早く見せて見せて！！」
フェイに急かされ、
ワンダバが出したものは、
+と-が書かれた不思議な銃。
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スート - ゆきさん» コメありがとうございますっ！(サボって遅れる可能性のありますが←)更新頑張ります！(`・∀・´)b (2017年3月19日 8時) (
レス) id: 585dbff7e7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 投稿頑張って下さい( ´ω｀) (2017年3月17日 4時) (レス) id: 8244b931e7 (このIDを非表示/違反報告)
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