【サバナクロー寮・レオナ】-海賊なら当然-※三人称(リクエスト作品) ページ14
「あの〜レオナ先輩？ どうしたんですか？」
サバナクロー寮・レオナの部屋にて。
Aはベッドの上で彼に後ろから抱き締められていた。
時刻は23時を回った直後。
「今年のテーマは“海賊”だ。好きな女を抱くのに理由なんていらねぇだろ」
強引で傲慢なレオナらしい言葉にAは苦笑してしまう。
「ハロウィーンはもう終わりましたよ？」
「あ？ まだ1時間あるじゃねぇか。まぁ終わった所で離す気はねぇけどな」
レオナはスリスリとAの首へと顔をうずめる。
「くすぐったいですよ」
そう言ってAは体を捩るが、レオナがガッチリと腰に手を回している為あまり意味を成さなかった。
「お前は俺の女だろ？ 逆らうんじゃねぇ」
有無を言わせないレオナの言葉に、Aは諦めて身を委ねる。
温かい……。
レオナの少し高い体温をすぐ側で感じている為、Aは安心感に包まれる。
そのせいか少しずつ瞼が下がってくる。
「おい、草食動物？」
レオナは彼女の様子に気づき、呼びかけるも何も返答はない。
代わりに規則正しい寝息が聞こえてくる。
レオナは柔らかく微笑むと体を離し、彼女をベッドに横たわらせた。
「腑抜けた顔しやがって」
レオナは愛おしそうにAの頬を指で撫でる。
「A、お前は俺を……一人にするなよ。お前がいるから俺は、一番でいられる」
レオナは彼女の額に唇を落とすと、ゆっくりと目を閉じた。-fin-
【オクタヴィネル寮・アズール&スカラビア寮・ジャミル】-計算通りに-※三人称(リクエスト作品)→←【スカラビア寮・ジャミル】-我慢しなくても良いのなら-※三人称(リクエスト作品)
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Licht-リヒト-(プロフ) - いちご庭園さん» 返信が遅れてしまい申し訳ありません！ 応援、そして私の作品を好きと言ってくださってありがとうございます！！ とても嬉しいですし、励みになります！ 今後もよろしくお願いします！ (2021年7月4日 22時) (
レス) id: 2db1a0a3f4 (このIDを非表示/違反報告)
いちご庭園 - 夢に向かって頑張ってください！作品好きです！ (2021年7月3日 22時) (レス) id: 26f1e978d7 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - Licht-リヒト-さん» 私の自業自得で貴方にも迷惑させて、誠に申し訳ありません。 (2021年4月17日 9時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
Licht-リヒト-(プロフ) - 星猫さん» なるほど。お気になさらないでください。 (2021年4月16日 16時) (レス) id: 06cdff307d (このIDを非表示/違反報告)
Licht-リヒト-(プロフ) - 華衂??暁さん» 返信がだいぶ遅れてしまい、申し訳ありません。私の書いた作品を読んで頂けたこと、そして応援もして頂いて、ありがとうございます！ いつの日にか更新を再開しようと思っていますので、その時はまた読んで頂けると嬉しいです！ (2021年4月16日 16時) (レス) id: 06cdff307d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Licht-リヒト- | 作成日時：2020年10月14日 13時
