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「お待ちどうさま！オムライスとハンバーグ！」
頼んだものが一気に運ばれてきた時
テーブルの上が大きなお子様ランチ状態
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オムライス ハンバーグ カレーライス 唐揚げ
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それに気づいたのか立原さんが申し訳なさそうに
「すみません。
私、なんかいろいろ頼みすぎちゃいましたかね。」
「気にしないでよ。
好きな物頼みなって言ったの俺だし」
「私夢だったんです！
大好きなものが好きな時に食べられるのが！」
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目を輝かせながらこっちをみた
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ドキッ___________
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また自分の鼓動が響いた
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いただきまーす
ってハンバーグに手を伸ばす立原さんが
すごく楽しそうで
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連れてきてよかったなって思ってた
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ガシャーーーーン___________
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ドアの外から聞こえた
お皿が割れる音と
定員さんの謝罪の言葉
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カシャン___________
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近くで聞こえた
フォークの落ちる音と
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「ごめんなさい……」
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立原さんの震える声
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「え、大丈夫！？」
だんだん青白くなってく顔を見て
昨日の渉の言葉を思い出した
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あいつにとって
あんまり好きじゃない日だから___________
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渉
お前は俺が今から耳にする立原さんの言葉を
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ちゃんと受け止めることができると思うか？
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作者名：よこざわ | 作成日時：2018年1月26日 23時
