弐話 ページ2
それからひとしきり泣いて、頭のすっきりした私にある疑問が浮かんだ、
「そういえば、どうしてお母さんがここにいるの？
ここはどこ？」
そう聞くとお母さんは微笑んで
「落ち着いて聞いてね、実は、Aはまだ死んでないの」
「えっ、？
だって私は地獄少女に流されたんじゃ？」
「そうみたいね、でもここは地獄じゃないの」
「じゃあ天国？」
「いいえ、天国でもないわ
ここは常世と現世の狭間みたいなの、
詳しくは私も良くわからないのよ^^;(笑)」
「じゃあ、どうやってお母さんはここまで来たの？？」
「私は友達と一緒にここまで来たのよ」
「友達？お母さんあの世で友達が出来たのね！
寂しくないかって心配だったから安心した！」
「その友達が、この方！」
お母さんがそう言うと、あたりが煙のようなものに包まれた
そして、その煙が収まるとお母さんの隣に着物をきた女性が立っていた。
とても綺麗な人だったが、普通の人とは違う点があった、
それは、頭に狐の耳のようなものが付いていることと、
髪の毛が綺麗な白髪なところだ、
「はじめましてじゃのう、娘よ
妾は狐の妖怪で、名を神楽と申す」
「は、はじめまして！如月Aです！
お母さんがお世話になってるみたいで、」
「世話になっているのはお互い様じゃ」
「神楽はね、とっても偉い方なのよ？でも独りで悲しんでいた私に優しく声をかけてくれてね？
雰囲気はちょっと怖いけど、本当はとてもさみしが「妾の説明は良いわ！！」」
話し方と雰囲気で少し怖い人なのかも、と思っていたが、お母さんの話を聞きながら顔を赤くしているところを見てこの人？も普通の人なんだな、
と思うようになった
「ｺﾞﾎﾝ、それで、本題に入るのじゃが、
どうもそなたは輪廻の輪から外れてしまったようなのじゃ」
「え？？」
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リアナ(プロフ) - すみません、最初と続編が繋がっていて、ループしてます。 (10月31日 22時) (
レス) id: 90e3b2b81c (このIDを非表示/違反報告)
七海 - 感動して泣いちゃいました（苦笑） (2018年1月6日 22時) (レス) id: e405b48568 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 凄く面白かったです！更新頑張ってください！ (2017年9月1日 18時) (レス) id: 829d8127bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛姫 | 作成日時：2016年8月8日 22時
