鬼滅男子の恋愛事情2

陸拾伍無一郎ver． ページ31

…

しのぶ「お相手にきちんとご報告してくださいね」

報告か
この子を産むかどうかで私は悩んでいます
鬼殺隊はいつでも死｀と隣合わせ
いつ死｀ぬかもわからない仕事です
正直言って産まない方が最もいい答えなのではないかと考えてしまいます
私みたいに辛い思いをして欲しくないから…

翼「おかーさん！早く行こ！早く！」

!!こんなこと考えてる場合ではないですね
翼にとって初めてのお祭り
楽しまなきゃ駄目ですよね

無一郎「…」

‐‐‐
翼「お店がいっぱい！」

お館様「やぁ、Aに無一郎楽しんでいるかい？」

A『お館様！あまね様！』

翼「お爺ちゃん！お婆ちゃん！」

あまね「翼、一昨日ぶりですね」

ここに来たと言うことは…

お館様「翼と一緒に回ってもいいかい？」

ですよね〜

A『いいですけど、余り食べ物は買い与えないでくださいね？
翼から聞いているんですよ？』

お館様「あっ、バレてしまったか」

バレたとかの領域ではないですよね？

お館様「まぁ、気をつけるよ」

A『そうしてください』

あまね「それでは翼行きましょう??」

翼「うん！」

無一郎「それじゃあ僕らも行こっか」

A『はい、』

その後無一郎といろんな場所に回った
今から花火が始まる
無一郎と二人きりで神社から見ることにした

ﾋﾟｭｰﾄﾞﾝ！

A『始まりましたね…』

無一郎「うん、」

……
会話が思いつきません

無一郎「僕は産んでほしいよ？」

A『へぇ？』

無一郎「赤ちゃん、胡蝶さんから聞いたよ？
どうせAは言わないだろうからって」

しのぶさん…

無一郎「Aはどう思ってるの？」

…

A『正直、産まないでいたいと考えてます
お腹の子には私みたいな思いをして欲しくないから
勿論翼にも…』

無一郎「うん、」

A『鬼殺隊は、いつでも死｀と隣合わせの仕事
もしかしたら明日死｀ぬかもしれない
だから産まない方がいいのではと思ってしまうんです』

無一郎「じゃあさ？僕が一生守るよ
だからさ？産んでくれないかな？
それに産まないってことはそこでこの子の命を奪うことになるんだよ？」

!?確かにそうです…

無一郎「もう一度聞くね？
Aはどう思ってるの？」

私は…

A『この子を産みます！』

無一郎「その、答えが聞けてよかったよ
後、この子を身籠ってくれてありがとうA」

私こそ、産む覚悟をくれてありがとう無一郎…

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