ゴリラの子 ページ40
ゾワッと全身鳥肌が立つ。
父さんがほぼゴリラ状態なのは仕方ねぇ。前から知ってた事だ。
けれど今回の件で改めて自覚した。
俺は
俺も血を引いてる以上何が起こるか分かりゃしねェ…
と考えながらゲンドウポーズを決める。
シリアスな雰囲気で何言ってんだと思われるかもしれないがとてつもなく重要な事だ。
『まもなく保須駅です。今日も新幹線をご利用下さいましてありがとうございます』
「ふぅっ！あー気持ち良かった！」
「あ、おかえりなさい。ケツちゃんと拭いてきましたか？」
「おう！バッチリだ！」
父さんも帰ってきた所で新幹線を降りた。
チェンジマンは父さんを何だと思ってんだ。まァ拭いてない可能性もあるかもしれないと思うのは分かるけど。
△▽△
駅からバス乗ったり歩いたりで数十分…時間かけて何処行くつもりなのかはまだ教えてもらえない。
「着いたぞー」
「なんだここ…」
「ヒーロー事務所、ですか…？」
「まぁ半分はな！どういう事かは着いてからのお楽しみだ！」
目の前のそれは父さんの事務所なんか比べ物にならないくらいのでけェ建物だった。
ヒーロー事務所…半分ってのが気になるが、確かヒーローにはチームアップっつってヒーロー同士が協力する、みたいなのがあったな。真逆それだったりするのか？
俺達は中に入りホコリ1つない廊下を歩く。
「実は今まで何処に行くか誰に会うか隠してたのは今から会うヒーローに内緒にしとけと言われてたからでな！サプライズって訳だ」
「って事は俺も知ってるぐらいの大物プロヒーローか」
「いや、そういう訳じゃねェ」
知らねぇんだったらサプライズされても驚きゃしねぇだろ…
クイズ番組で散々ヒント出されて答え分かりそうって所で答え言われてそれが全く知らねぇやつだった時位のつまんなさだぞ。
長い廊下を歩いた先にあったのは高級感のあった壁から一転、急にボロ臭く、古臭い引き戸があった。
引き戸の前にはサングラスをつけたガタイのいいスーツ男2人が立っていた。
「お名前は」
「259番、プロヒーローバースです」
引き戸の近くまで行くと1人の男は名前を聞いてくる。
もう1人の男はインカムに手を当て、小声で何かを話している。
父さんの態度の変わりよう、緊張感のあるこの空間、何となく圧迫されてしまい声が出なくなった。
この厳重な警備…どんなヒーローがいるってんだ…？
総合秘密結社は意外と単純だったりする→←パツパツ剣使いの個性消しとかいう文面だとシュールなゴリラ
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テカチュウ - 銀魂メンバーの流れるように行われるメタ発言とキレのあるツッコミに置いてけぼりにされるヒロアカメンバーがめっちゃ面白いです。銀魂特有のテンポの速い会話も、なんだか安心します笑 (2021年9月24日 0時) (
レス) id: 25eb3d3bd0 (このIDを非表示/違反報告)
さつま。(プロフ) - 睡眠足りない布団好き女子さん» コメントありがとうございます！！更新遅くなってしまうかもですがこれからもよろしくお願いします！！ (2020年10月18日 10時) (レス) id: 88f7c14e58 (このIDを非表示/違反報告)
睡眠足りない布団好き女子(プロフ) - 設定とかすごいです!!いつも楽しみにしてます!!これからも頑張ってください!! (2020年10月17日 21時) (レス) id: 8719e534a2 (このIDを非表示/違反報告)
さつま。(プロフ) - はなっちさん» コメントありがとうございます！！とりあえずマヨラーアカデミア2の話は書き終えたのでこれから更新していきます！楽しみに待っていただけると嬉しいです！ (2020年10月12日 22時) (レス) id: 88f7c14e58 (このIDを非表示/違反報告)
はなっち - 久しぶりの更新嬉しかったです！続き楽しみにしています！ (2020年10月12日 18時) (レス) id: 3ee152304e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さつま。 | 作成日時：2020年8月17日 18時
