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───現在地、炭治郎オススメのカフェ。
イチゴがたっぷり乗ったパンケーキを頼み、ワクワクしながら待つ。
この席からだと、事件現場が丸見えだな。だから此処が空いてたとか?
『美味しっ!』
呑気にココアを飲んでいると、入店のベルが鳴った。反射的に店の入り口を見ると、双子の男の子が入店中。
キメツ学園の制服を来ていて無一郎にそっくりだったから観察していると、目が合った。
「……A…?」
『……無一郎!?』
「あっ、うん」
無一郎でした!という事は隣の美形君は、無一郎愛しの有一郎くんかな!?
無一郎は前世の記憶があるらしい。隣の子は有一郎で合っていて、彼も記憶があるんだとか。
『キメツ学園だよね?』
「そうだけど」
『何年何組?私は、高等部一年筍組』
「中等部二年里芋組だよ」
『そっか!今度遊びに行くね?』
「うん」
その後、私は無一郎に紹介された。元花柱、って。元ってついたらちょっと傷つく……現役で死んだよ?私。
立ち話もなんだから無一郎と有一郎は相席にしてくれて、私は内心舞い上がっていた。
『あっ、ライン交換しよー』
「いいよー」
「グループ作ろーぜ」
「『いいね!作ろ!』」
「(ハモってる……)」
その後はまた世間話。事件の事も話題になったけど、無一郎達は鬼には触れなかった。だから私も触れなかった。
十分程して、店員さんがパンケーキを三個運んで来てくれた。イチゴたっぷり!
二人揃ってパンケーキを美味しそうに食べてたから、連写してしまった。盗撮とか言わないで?
・
次の日 教室
『おはよー』
「あ、Aおはよ!」
「おはー!」
席に着くと、隣の炭治郎がいない事に気づく。善逸も伊之助もいないな……鞄あるのに……
スマホを弄ろうとしたが、男子三人組がこっちにやって来たから出そうとする手を止めた。
「瞳葵!腕相撲しようぜ!」
『う、腕相撲……?』
「瞳葵が勝ったらワイヤレスイヤホンやるよ」
『え!?奢り!?』
「奢り」
『いいよ、やろ!』
私が今一番欲しい物は、ワイヤレスイヤホン。何で此奴が知ってるのかは分かんないけどまぁいいや。
絶対に勝って、私が欲しい種類のを貰う。「グレーね!」と色も指定した所でスタートがかかった。
「「瞳葵先ぱ……い?」」
『あれっ?無一郎と有一郎!どしたの?』
「「(腕相撲?勝ってるし……)」」
「…………明日持ってくるわー」
『サンキュー!』
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鬼滅からニーワークになってきとる... - きみさん、16話の夢主ちゃんが言っているセリフ?が「しのぶ姉さん」ではなく、「しのぶさん姉さん」なってますよ。(上から目線みたいですみません...) (2021年8月6日 21時) (レス) id: 91fa929b57 (このIDを非表示/違反報告)
澪凪(プロフ) - そっか、中間テスト…。私は五月末に終わったところです…。ちなみに高1だよ!七月になったらまた私はテストが…(絶対勉強さぼっちゃう人)頑張ってくださいね!! (2021年6月3日 0時) (レス) id: 279a2ef6a9 (このIDを非表示/違反報告)
S_t0606(プロフ) - 更新停止中?何故 なーぜぇ (2020年8月5日 21時) (レス) id: 3664f0360e (このIDを非表示/違反報告)
レーナ - 面白い小説を発見☆頑張ってくださいー (2020年7月9日 18時) (レス) id: c89295cbe6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:二見 | 作成日時:2020年6月30日 6時