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15話 ページ16

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次の日。
ニャンコ先生の叫び声が、山賊の住む小屋に響き渡った。



「友人帳が、失くなっただと!?」

「そんな大声 出したらダメだって 先生…───起きたら 失くなってたんだ。
ちゃんと 友人帳を盗み出した犯人も分かってるし、別に良いだろ?」



「よくない!夏目、ここに座れ!昼飯まで 説教してやる!!」






だから 起きたら直ぐに中間の森に来いって書いてるんだって。
少女は溜め息を吐く。

朝になって 枕元を見たら失くなっていた 友人帳。
犯人は─── エースという男の子である。





「猴Э幼△箸笋蕕鯤屬靴突澆靴ったら、俺たちと戦え。
正午を過ぎても 中間の森に来なければ こいつを燃やす瓱;; 殺意 丸出しだな」

「面倒な事を…」




ニャンコ先生は 文句を言いながらも、本来の姿に戻った。
少女に 乗れと指示をする。




「戦えと書いてあるが、そこは どうする気だ?」

「指示通りに 中間の森で戦うしかないだろ。まあ、中将クラスなら
適当にやってても倒せるし、平気だろ。他の妖怪達が来ないよう見張っててくれ」


「私に タダ働きをさせる気か!」





くすっ─── 少女は 微笑む。
ニャンコ先生は、エースともう一人の男の子を見つけると 少女が
地面に降りやすい木に止まってやった。

少女は 少しの間 二人の様子を見つめると。







「よっと─── ふう…お前らか、友人帳を奪った犯人は。
勝負してやるから さっさと返してもらおうか?大事な物なんだ」

「うわあっ!?い、いつの間に…!?」


「…ふん、こんな 落書き帳が 大事な物?頭 可笑しいんじゃねェの」






二対一だとしても、直ぐに終わらせる事が出来る戦いだ。
見聞色の覇気をも使えないガキなんて、尚更。

少女は 髪の毛を乱暴に 搔き上げる。





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霊歌 - 続き、楽しみです!最近の天気、どう思いますか?雨が降ったり、台風がきたり・・・ (2017年10月22日 21時) (レス) id: 58be3fa0de (このIDを非表示/違反報告)
油冷 - 霊歌さん» ありがとうございます! (2017年10月17日 20時) (レス) id: 79151c8825 (このIDを非表示/違反報告)
霊歌 - 大丈夫です!それまで楽しみにしてます!! (2017年10月12日 12時) (レス) id: 58be3fa0de (このIDを非表示/違反報告)
油冷 - 霊歌さん» ちょっとずつの更新になりますがね。気長に待っていてもらえると嬉しいです。 (2017年10月11日 21時) (レス) id: 79151c8825 (このIDを非表示/違反報告)
霊歌 - そうですか・・・続き、楽しみにしてます!!ヒロインの過去、凄く気になります!! (2017年10月8日 23時) (レス) id: 58be3fa0de (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:油冷 | 作成日時:2017年4月22日 18時

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