検索窓
今日:13 hit、昨日:0 hit、合計:2,360 hit

天下の大罪人 ページ9

グラセ「君のポエムは聞き飽きましたよ。僕が代わりに、ここにいる無能な猿に説明します」

「「「「しばくぞ!!!」」」」

天に仇なした大罪人が一人...坂田銀時、桂小太郎、高杉晋助、Aの師匠のこと

グラセ「その名は吉田松陽だ。Aはそれに気づかず、他の三人と別の道を歩んだ。三人は松陽を連れ戻そうとしたけど...失敗に終わった」

朧「...」

グラセ「でも二人は覚えてないんだろ?踏み台になった哀れな人の名前なんか。」

本を高く掲げ、オスピスを本に戻す。

何かを唱える前に魔獣を召喚している場合、彼らを本に戻してからではないと何もできない。これが僕の弱点だからだ

信女「何をする気?」

グラセ「...そりゃあ...殺すんだよ。無能な猿の代わりにね」

定々「成程、私の見立てに狂いはなかったようだ。吉田松陽...そしてA」

定々がAの頭を強く踏む。止められても止まらない

グラセ「我が本を代償とし、神器として此処に来たれ。ソード・クラス!!!」

定々「かような不届き者を生んだがその罪よ」

月詠「銀時!小僧!!!」

先ずは朧を殺さないと意味がない...こいつさえいなくなってしまえば、戦いは有利となる

グラセ「ここだッ!」

信女「...避けられている」

朧「天に噛みつき地に落ちた鬼が、何故またこんな所をさまよっている」

グラセ「銀髪!?」

...奈落って恐ろしいな。異国にはこんなにも強い人がいたよ...女王様

グラセ「あ"っ」

朧「天に全てを奪われた鬼が、奴 隷が、何故また天に吼えている」

グラセ「...」

僕は...女王様に忠誠を誓った...国が誇る魔術師なのに

朧「幾ら喚こうと、幾ら叫ぼうと、お前達の声は天には届かぬ。その慟哭さえもな」

何も守れなかった自分が悔しい

朧「そこで己の血が腐るまで見ているがいい。お前の護ろうとしたものが、あの時のように全て壊れていく様を。」

倒れた僕の傍に落ちてきたのは、動けないままでいるAだった。何も言わなくとも、僕にはわかる

銀時以上の憎しみを感じた

朧「松陽もまた見ていよう。己の命を賭して護った弟子が、何も護る事もできずに無様に壊れていく様を」

「...ぎ...ん...」

終わった

お巡りさん→←師を殺す理由を作った男



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 0.0/10 (0 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
設定タグ:銀魂 , 長篇 , ヤンデレ   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:琲世 | 作成日時:2019年3月14日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。