今日:11 hit、昨日:0 hit、合計:2,358 hit
小｜中｜大
優しい言葉 ページ46
神楽｢...あっ！ストー...ううん、下僕｣
｢...｣
神楽｢よ、喜ぶアル！ストーカーから下僕に｣
｢ガキに用はない。これから任務がある｣
神楽｢...待って！｣
｢任務があるのに私を待たせる理由はなに？謝るの？そんなくだらないことをしてる暇があるなら、誰かを護る努力でもしなさい｣
この日、私は世界の真実を知った
｢近藤、見廻組が来たわ。処刑の時間まで生の尊さを知ることね｣
銀時｢...は？何言ってんだよ...部外者が警察のことを知ってるわけ...｣
｢契約関係だから当たり前でしょ。これで本当にお別れだと思う｣
銀時｢...後で話そう｣
脅しじゃなくても、真実を知れば自然と服従することになる。城に見廻組を呼ばなかったのは、私に真実を知らせることとわかった
これは誰にも話してはいけない。もし銀時たちが知れば...こいつらが壊れる
近藤｢...万事屋、トシを頼むぞ｣
私の目を見て何かを理解したのか、動こうとはしなかった。でも銀時の目には静かな怒りが宿っていた
｢...ごめんなさい。銀時｣
折角付けた義足を取り外し、用意した車椅子に座る
｢私がこの大地を踏む資格はない。つまり私に生きる価値はないってこと...｣
銀時｢死にたくないならここから去れ｣
｢...去るわ。｣
銀時｢気持ちを改めてからここに来い。俺は誰一人見捨てる気はねェぞ｣
｢そんな言葉いらない。私を苦しめるようなことはしないで｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：琲世 | 作成日時：2019年3月14日 10時
