覡の儀式 ページ20
文豪ストレイドッグス、この登場人物が結構好きだ。特に惚れたのが尾崎紅葉、俺の家と同じ名字だから名前を借りやすかったのだ
親の反対の言葉を無視して、俺は裁判所で訴えた。結果名前を変えることが許されて俺は喜べた。その親も今は寿命で死んでいる
ここには俺一人だ
紅葉「...兄貴の匂い。連れてきたのか」
「連れてきたよ。私の親友がそうなんでしょ?」
道具を置き、隣にいる男の匂いをもう一度嗅ぐ。確かに同じ匂いだ
「周りに兄弟がいるとか気軽に話してたからね。バレたらいかんだろ、ってしっかりと説教させてもらったわ」
紅葉「...兄貴、お前オッサンになったな」
悠平「お前も大きくなったな...名前変えたんだって?よかったな。よく似合ってる」
紅葉「...ああ」
「神からの祝福を受けていない。身体が弱い者は見捨てられたも同然...先祖様も頭おかしいな」
紅葉「だろ?兄貴はこうして元気でいるのにさ。」
悠平「不謹慎だが、親がいなくてよかったよ。殺されずに済む」
紅葉「うん、確かにな」
「おっ、緑こうら二連続。このままゴールするわ」
紅葉「お前ずっと一位じゃん。たまには俺にも譲れよ」
マリオカートをやりながら話しているが、集中力は全く切れない
Aは「集中力大分切れる。いつもよりキツい」と弱音を吐きながら、最高のスピードですぐ一位になる。最近のババアはゲームが得意なのか、と恐怖心を抱いてしまう
「進撃の巨人2やろう。Switchあるからローカル出来るよ」
紅葉「それなら自信ある。どうせお前クソ装備だろ」
「残念、最高武器の最高セット限界突破で最高レベルだから。」
「「勝たせる気絶対ないだろ」」
「まあね」
ゲームを始めて二時間、どのゲームでもババアに負ける。でも兄貴と一緒にいれたことが何より嬉しかった
紅葉「...兄貴、そろそろやるか」
「何かやるの?」
紅葉「清めの儀式だ。身体が弱い奴でも当主が認めた者だけに、この儀式が許される。やるの忘れてて...」
悠平「早くやらないと。先祖に祟られちまう」
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作者名:琲世 | 作成日時:2019年3月14日 10時