【d!】天才は自分の姿を隠す3

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snside

zm「……あいつ、何者なんや」

kn「でも凄かったなぁ、一瞬で魔物消し去ったで」

sho「ほんまそれな！凄かったなぁ〜！」

あの魔物が消え、生徒会以外の生徒を帰らせた後生徒会ではさっきの天女のような人について盛り上がっていた

ni「なあ、さっきの天女ってAやんな」

兄さんは周りに聞こえない声量で俺に話しかけてきた

『せやろなぁ〜………にしても綺麗やったな』

「そうやな……綺麗やったな」

綺麗の一言ではだけではたりないくらい綺麗やった

パーティーで見たときよりも一段と綺麗で美しかった

em「……ん、…しん…ん、しんぺいさん」

『ん、ごめんごめん何？』

em「先程から呼んでいましたが……考え事ですか？」

『ん〜まぁそんなとこ。ほんでなんやっけ』

em「先程の女性は一体何者なのか話していましたよ」

『なるほどなぁ〜、何者なんやろね』

tn「何か知っとることとかあらへん？」

『………せやな、…………一つ言えるのはあれは治癒魔法やないってことくらいやね』

em「!!治癒魔法ではないんですか……」

『そう、治癒魔法は様々な傷を治せるけど、流れた血等は元に戻せないんや……やけどあの魔法は傷を、流れた血まで元に戻した』

zm「……あれが治癒魔法やないんなら何なんや？」

os「………聖女様だけが使える特別な魔法、聖大魔法やな」

sho「せやけど、聖女様ってゼアナス軍事王国のアルル・ゼアナス様以外おらんはずやろ？」

em「確かにそうです。ですが、アルル様の血を引く女性であれば使えるはずです」

kn「娘……王女サマってことかいな」

em「はい」

ut「聖女様に娘なんておったけ？」

ht「……確かパーティーの時に言ってたよ」

rb「何でその王女様さんがこの国に居んねん。おかしくないか」

shp「確かにそうすっね。都合がいいって言うか、最初から見ていたような感じっすよね」

tn「…………生徒の中に居る可能性があるってことか」

gr「どんな目的かは知らないが取り敢えず助けて貰ったことは事実だ。感謝しなければならない」

zm「どうやってやるん？、あの国セキュリティとかガッチガチ過ぎてヤバイで」

gr「………ゼアナス国には何があると思う？」

おっと、凄い悪い顔しとるな〜

何考えてるか知らんけど、トントンに負担がかかるやろな………はぁ

kn「何って………戦力か？」

gr「いやもっと大きく、ゼアナス国の象徴とも言えるものだ」

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