鎖の少女(全員)※シャークんメイン ページ29
-シャークん-
もうなにもかも嫌になる前に…
シャ「ホントノ愛ヲクダサ…」
はぁ…今日のテスト、100点取れなかったな…
99点か…
破り捨てたいよ…
また親に叱られる…
殴られる…
蹴られる…
今日はないんじゃないかって少しだけ期待してしまう。
…ほんとは毎回あるくせに。
シャ「…また傷が出来た。何回目だろう?取りあえず手当てするか」
振り向けば友達とか、夢とか望んでいたものを諦めたものがあった。
どうして俺は自由を奪われて生きているのだろう?
学校でも友達なんて出来ないし、居場所なんてない。
家でも小さいときから親に毎日のように暴力を受けるから、居場所なんてない。
俺の居場所なんてどこにもなかった。
俺には心なんてないんだろう。
「おい!シャークん、いるんだろ!こっちに来い!」
シャ「…はい」
俺は親の召し使いかなぁ?
誰のために生きてるのだろう?
‘‘ジブン’’と言えないままで。
もう、なにもかも嫌になる前に…
シャ「ホントノ愛ヲクダサイ…」
笑顔でいる子供たちが見えた。
羨ましかった。
でも俺を愛してくれる人なんて何処にも居ないから。
歩むべき道を決められているんだろう。
「はやくご飯作ってちょうだい!いつまで待たせる気?こっちはおなかが空いてんのよ!」
お前なんか、悪魔だよ。
「…はい」
ずっと見えない糸で操られているんだ。
これが作られた物語なのなら、黒く塗りつぶしたい。
夜中に抜け出す事みたいに逆らう勇気がほしい。
な「ねぇ…シャークん…だっけ?」
シャ「…」
きん「なかむ!いきなり名前呼びは…!」
ぶ「ねぇ、聞いてる?」
ス「俺みたいな奴か?」
きり「あのー?」
シャ「…はい」
な「あ!あのね、友達になりたいなって!」
きん「こいつ、頭おかしいよなwでも、とっても良いやつなんだよ」
ス「駄目かな?」
シャ「と…友達に…?」
きり「嫌なら良いんだよ?断っても」
な「俺ね、シャークんが悪い人って感じがしないんだ!しかも、シャークんって言われたことは完璧にこなすし、凄いと思って!」
シャ「…」
悪い人じゃないだって?凄いだって?
きり「どう?」
どうせ嘘なんだろ…?
シャ「…もう嘘だらけの言葉で惑わすのは止めてください」
ス「嘘?嘘じゃない。真実だ。何があったのかは知らないが、友達になりたいのは本当だ」
…こいつらすごいな。
こんな俺に話しかけて来るなんて…
俺…親の言いなりになるのは…もうやめる。
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is(プロフ) - いいえ、大丈夫です! (2020年3月5日 7時) (レス) id: 67d532d5a9 (このIDを非表示/違反報告)
チョコまんじゅう☆ - どうでしょうか?なんか駄作になってしまいました… (2020年3月4日 21時) (レス) id: a52b65d449 (このIDを非表示/違反報告)
is(プロフ) - ぜんまい少女時計はシャケでお願いします! (2020年3月3日 8時) (レス) id: 67d532d5a9 (このIDを非表示/違反報告)
チョコまんじゅう☆ - 了解です! (2020年3月2日 20時) (レス) id: a52b65d449 (このIDを非表示/違反報告)
is(プロフ) - じゃあ、レミングミングか、ぜんまい少女時計、スーサイドパレヱドをお願いします (2020年3月2日 17時) (レス) id: 67d532d5a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:チョコまんじゅう☆ | 作成日時:2019年11月17日 22時