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放課後。
しつこい女子生徒を追い払い適当に校舎の中を歩いていたら背中を丸めて校門へ向かう二宮の背中を見つけた。
白くて、細くて
すぐに折れてしまいそうな見た目のくせに。
瞳だけは何かをハッキリ見つめている。
何を考えているのか分からない子はたくさんいるけれど、二宮だけは何も読めない。
翔「……」
昼間のことをもう一度口止めしようかと思ったけれど二宮が向かう先を見てやめようとすぐに足を止めた。
校門の前に止まっている送り迎えには浮きすぎる高級車。
教師が二宮のことをすぐに覚えるのは
整った容姿の他にも理由がある。
潤「カズ」
運転席から降りてきた美しい男。
二宮の『保護者』である男。
その彼が
太陽の下で生きる人間ではないということを
教師は皆知らない振りをしている。
和也「迎えに来なくてイイって言ってんのに」
運転席から降りてきた美しい男にも、そして淡々と歩く二宮の背中にも。
黒い羽根が生えている。
潤「一応保護者だからな」
一生、白になることはない黒い羽根が。
和也「保護者なんて思ったことないけどね」
潤「いいから乗れよ」
するりと助手席に乗る背中を見て感じるのは
ただの保護者と子供じゃないということ。
助手席に座った二宮がこっちを見て微笑んだような気がしたのは俺の気の所為だったのか。
翔「……可愛くねえガキ」
車が走り去った今、
それを確かめることは出来なかった。
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Rin(プロフ) - はるさん» はるさんこんばんは！ちょっとキャラが変な方向に……(汗) (2018年2月13日 0時) (
レス) id: f4324925b7 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - りんさん、こんばんは！ふふふ、相葉先生最高ですね。 (2018年2月13日 0時) (レス) id: 2e57ade7fe (このIDを非表示/違反報告)
Rin(プロフ) - はるさん» はるさん！どうしてもトーストのやつが書きたくて書いてしまいました(笑)なんの下書きもせずに放り込んでしまったのでグダグダは覚悟でお願いしまーす！(ダメじゃん) (2018年2月11日 11時) (レス) id: f4324925b7 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - ひぇぇぇ〜！りんさーん！びっくり！あの会話がこんなお話になるなんて！天才！←いやどんだけくだらなかったの（笑）なんだかとっても嬉しいです。ありがとうございます！ (2018年2月11日 8時) (レス) id: 2e57ade7fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rin
| 作成日時：2016年1月23日 17時
