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26話 ページ28

シャ「はぁ…
 そんなに慌てて来なくたっていいのにね。
 …好きなサンドイッチの具は?」

『?!……エビならなんでも…。
 ……ありがとう…。』


シャーロットちゃんは返事をせずに、近くにいたメイドさんに、シャ「アタシの腹ペコこ親友に、エビのサンドイッチを持ってきておくれ。量は少し多めで頼むよ。」と言った。


うぐぐ…一食分じゃ足りないことまでバレてる……。

さすが私の大親友………(;ω;)


あ、ちなみにブルークは別の猫部屋でルヴェル邸の猫たちと遊んでいるわ。
仲良くできてるといいのだけれど…。



シャ「はぁ…
 でも急いで来てくれてありがとね。
 お陰で退屈しなくて済んだよ。」


優しい…さすが私のd((((省略



シャ「今日は外が晴れてるね。
 こんな日に箒で空を飛び回るのが
 1番風が気持ち良いんだ。」

『フフッ、そうね。
 にしても雲ひとつないわね〜。』


眩しい空を見上げてると、


シャ「?!…
 A、アンタその首どうしたんだい?」

『へ?…首……?』

シャ「首のその赤いやつさ。
 虫に噛まれたような跡には見えないよ。」

『え?…ちょっと私もわかんないわ…。
 鏡はあるかしら?』


そういうと、シャーロットちゃんは自室に戻って手鏡を持ってきてくれた。

手鏡を借りて見てみると、首筋に赤い斑点ができていた。

虫に噛まれたものなら少し膨らんでいるはずだが、これは膨らんでいない。かと言って怪我をしたような記憶もない。


シャ「後で父上に診てもらおう。
 それより今はアンタの腹ごしらえが先だよ。
 さぁたんとお食べ!」


鏡から目線を外すと、テーブルには少し大きめのエビマヨのサンドイッチが3つ置かれていた。



「いただきます」と挨拶してから一口齧る。さすが最高貴族のお屋敷で出されるサンドイッチ。とっても美味しい。

とっても美味しいのと、とってもお腹が空いているので、サンドイッチにかぶりつく。


シャ「アハハwいい食べっぷりだね!
 そんなにお腹が空いてたのかいw」


シャーロットちゃんはケラケラ笑いながら紅茶を一口飲み、クッキーを口に入れた。


私はハッとして、食べる手を止める。
私は親友であれど、あの最高貴族のルヴェル邸でサンドイッチをご馳走になっているのだ。

それなのに、食べ方もなってなくて、口にマヨネーズをつけて頬張るなんて…!!!!!

急いで布巾で口を拭って、マナーを意識して食事を再開した。

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紫苑 - あざす泣 (2023年3月12日 11時) (レス) @page13 id: b2c2939cca (このIDを非表示/違反報告)
千代(プロフ) - 紫苑さん» ありがとうございます!中学受験、ご無理のないように。 (2023年3月12日 11時) (レス) id: 9c62fba3a8 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - 最高!中学受験辛いので生きがい泣 (2023年3月12日 11時) (レス) @page5 id: b2c2939cca (このIDを非表示/違反報告)
千代(プロフ) - カスタードさん» ありがとうございます!!モチベ上がったし、今日でテストが終わるのでいっぱい更新します!応援ありがとうございます!!😭 (2022年11月28日 15時) (レス) id: 9c62fba3a8 (このIDを非表示/違反報告)
カスタード - 応援してます!最高すぎてやばい (2022年11月28日 11時) (レス) @page33 id: 9df188f843 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:千代 | 作成日時:2022年5月31日 13時

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