２０話 ページ22
あの後、シャーロットちゃんが心配で走って来てくれた。
その時のことを話し、ブルークのことも話すと、今日調べてくれるそうだ。
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〜放課後、inルヴェル邸〜
パラパラと本を捲る音が、広すぎる書庫に響く。
シャーロットちゃんと、シャーロットちゃんのお父様と一緒にブルークの種類について調べている。
なぜお父様もいるかと言うと、お父様は猫が大好きだそうだ。だから、猫に関する知識は豊富だけどブルークのことを話すと、お父様でもわからなかったそうだ。
ブルークはまた火を吹いて、本を燃やしたりしてはいけないからと、水晶の中に閉じ込めている。
水晶の中では魔法が一切使えないんだとか。
父「う〜ん…ないねぇ…。
私の自慢の猫知識でもわからないし、うちの書庫にも情報がないなら、もうこの街には情報はないよ。」
ｼｬ「困ったもんだねぇ…。
何処の馬の骨かもわからないやつをAの側に置いておきたくないんだが…。」
親子だからか、悩むしぐさが全く一緒だわ。
なんて思いながら、二人を見た後にブルークに目線を向ける。
水晶から出してくれと言わんばかりに私と目を合わせて、内側から前足で側面をカリカリと引っ掻いている。
『そうね、数時間水晶の中にいたものね。
もう日が暮れるし、今日は帰りましょう。』
ｼｬ「もう帰るのかい？残念だね。
明日も、放課後予定がないならうちにおいで。
なぁ父上、いいだろう？」
父「あぁもちろん！私も気になるしね！」
『ありがとうございます！
では、明日もよろしくお願いします！』
ブルークを水晶から出してもらうと、イカ耳になりなから私の胸に飛び込んできた。
ｼｬ「あははw
ブルーク、拗ねてんのかい？」
父「あんらぁ〜イカ耳だねぇ〜♡
頭撫でたい……！！」
ｼｬ「やめときな父上。二度と触れなくなるよ。」
シャーロットちゃんが真顔でそういうと、お父様は効果音が出そうなほどしょげて引き下がった。
〜in自宅〜
『ただいまぁ〜』
Br「にゃぅ〜」
お風呂と食事を済ませて、ベッドに潜る。
するとブルークもベッドに飛び乗ってきた。
『ブルークごめんなさい。
今日は水晶の中で寝てくれないかしら。』
そう言ってブルークを撫でても、ブルークは退かない。
カバンの中から水晶を取り出してブルークに見せる。
するとブルークも理解したようだが、嫌だと言うように私を見つめる。
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紫苑 - あざす泣 (2023年3月12日 11時) (
レス) @page13 id: b2c2939cca (このIDを非表示/違反報告)
千代(プロフ) - 紫苑さん» ありがとうございます！中学受験、ご無理のないように。 (2023年3月12日 11時) (レス) id: 9c62fba3a8 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - 最高！中学受験辛いので生きがい泣 (2023年3月12日 11時) (レス) @page5 id: b2c2939cca (このIDを非表示/違反報告)
千代(プロフ) - カスタードさん» ありがとうございます！！モチベ上がったし、今日でテストが終わるのでいっぱい更新します！応援ありがとうございます！！😭 (2022年11月28日 15時) (レス) id: 9c62fba3a8 (このIDを非表示/違反報告)
カスタード - 応援してます！最高すぎてやばい (2022年11月28日 11時) (レス) @page33 id: 9df188f843 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千代 | 作成日時：2022年5月31日 13時
