13話 ページ14
・
『申し訳ございません、ディアゴ様。
彼は私の彼氏でして、
ディアゴ様のお誘いに応じることはできません。』
ディ「んなッ……!…
……今にわかるさ…。
お前が俺の心を弄んだ罪は重いぞ。
せいぜい効果も味も悪いポーションを
売り続けるがいい。
私という太客を逃したことを後悔するんだな。」
ディアゴさんは、気持ち悪い笑いをしながら、周りの人を押し退けて帰って行った。
………っはぁ〜〜〜…助かったぁ〜〜〜…
体から力が抜けていく。
怖かったぁ〜……
そういえばチラッと見えたあの男性、みたことあるような赤いパーカーを着ていたわね。それに声もなんだか…。
そう思って男性を見ようと振り向いた時、そこにはブルークしかいなかった。
ブルークは「どうかしたの?」と言うように一つ鳴いていた。
辺りを見渡すも、男性の姿はない。
『?…急いでいたのかしら…』
この商店街に来てたと言うことは、また会えるかもしれないわね。その時にお礼とお詫びをしましょう。
そう思ってブルークを抱き上げ、再び店に戻る。
ディアゴさんはお金だけ置いて、ポーションを持っていかなかった。でも後で返せって言われたら嫌だからこの金袋は取っておこう。
あ〜あ……これからの生活どうなるんだろう…
と言っても、私はポーション作りと読書以外に趣味はない。だから、貯金も結構ある。
でも、これからは収入が半分となると、貯金は減っていくだろう。また別のお客さんを見つけなければ。
と言っても、私のお店の場所は、商店街を入って奥の方にある。そして従業員が一人しかいないとなると、客引きのために入口の方に行くわけにもいかない。
入口のスペースは借りる料金が高いしなぁ〜…
そう考えていると、私の肩にドスッと重みが加わった。
ブルークが私の肩に飛び乗ってきたらしい。
Br「にゃ〜」
「あの、このポーションが欲しいんですけど…」
『あっ!はい!ございますよ!』
どうやら考え事をしていたせいでお客さんが来たことに気が付かなかったようだ。それで、ブルークが教えてくれたのだ。
なんて賢い子なの!ママはとっても嬉しいわ!!
「そういえば、
さっき何かもめていたみたいですけど、
大丈夫ですか?」
『あ〜、えぇ。ご心配ありがとうございます。』
大丈夫ではないがそう答える。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ここ書き方にしたらいっぱい書けてウッヒョーです!!
(?)
116人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紫苑 - あざす泣 (2023年3月12日 11時) (レス) @page13 id: b2c2939cca (このIDを非表示/違反報告)
千代(プロフ) - 紫苑さん» ありがとうございます!中学受験、ご無理のないように。 (2023年3月12日 11時) (レス) id: 9c62fba3a8 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - 最高!中学受験辛いので生きがい泣 (2023年3月12日 11時) (レス) @page5 id: b2c2939cca (このIDを非表示/違反報告)
千代(プロフ) - カスタードさん» ありがとうございます!!モチベ上がったし、今日でテストが終わるのでいっぱい更新します!応援ありがとうございます!!😭 (2022年11月28日 15時) (レス) id: 9c62fba3a8 (このIDを非表示/違反報告)
カスタード - 応援してます!最高すぎてやばい (2022年11月28日 11時) (レス) @page33 id: 9df188f843 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:千代 | 作成日時:2022年5月31日 13時