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じゅうなな ページ19
「ちなみに、除籍はウソな。」
その言葉に声を失う一部を除く生徒。
合理的虚偽。
そう言ったが、桐皇は分かっていた。
昨年一クラス全員を除籍にしている事。
気に入らなければその場で除籍にする事を。
だが、敢えて言わない。
担任が、嘘をついてまで
残したのだ。少しは見る目があると言う事だろう。
今後の事を担任が話している間にちゃっちゃと制服に着替え
半分聞いていなかったが、爆豪が聞いているからと
呑気にとらえている。
実際、すべてにおいて上位の桐皇に、何を言うわけでもなく。
担任はグラウンドを去る。
グラウンドに残された、今回の体力テストの結果。
一位、桐皇つばき
二位、轟焦凍
三位、爆豪勝己
この結果だけが、皆の前に出ていた。
そして、初日終了。
いつもと同じように、爆豪と電車に乗って
最寄りまで帰る。何をするわけでもなく。
ただ、二人並んで帰る。
明日からの授業内容を考えながら。
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あ - とても良い作品ですね!名前変更可能になりませんか? (2022年4月24日 0時) (
レス) @page1 id: 7ddd684455 (このIDを非表示/違反報告)
アップルパイ(プロフ) - えっ。最高です！更新頑張って下さい！ (2020年8月15日 2時) (レス) id: ca032f22be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuki | 作成日時：2020年7月25日 15時
