various 5

alan side ページ4

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A、白だったか。白か。いいな、やっぱ白。









玲於「鼻の下伸びきってますよ」


亜嵐「えっ？！マジ？…ってゆうか、何それ！！」









俺の目の前に居るのは上裸のままの玲於と、長い袖で指先まで隠れてる、明らかに男物のパーカーを羽織っているA。

しかもそれ、ちょっと前まで玲於が気に入ってきてたパーカーじゃん。









隼「あぁーーーー！！それ俺が一番やりたいやつ！」


メン「なになに？」


隼「自分の服を彼女に着せて、『おっきいよ〜』って萌えるやつ！何勝手にしてくれてんねんっ！！」


玲於「だってパーカー持って来てねーって言うから。なぁ？」


「うん、すっかり忘れてて」


隼「そーゆー問題ちゃう！」









うん、そーゆー問題じゃない。
この子は本当…。









亜嵐「A、軽くお辞儀して？」


「え？何で急に(笑)」


亜嵐「いいから、早く」


「こう？」









俺に向かってお辞儀をしてる隙に、パーカーを一気に脱がせた。









隼「えっ、ぃえぇぇぇえ？！？！」


「ちょっと！」


亜嵐「はい、これにお着替え」


「亜嵐のパーカー？借りていいの？」


亜嵐「借りなきゃダメなの」


「ありがとう！」









すんげー笑顔で俺のパーカーに腕通してる所を見れば、玲於のパーカー着てたのには大して意味なさそうだな。
…って俺、重過ぎじゃね？








「玲於のよりながーい！ありがとう！」


亜嵐「いーえ♪」


隼「A」


「んー？」


隼「俺の方向いて軽くお辞儀して？」


「え、嫌」


裕太「アホや(笑)」


隼「え、じゃあじゃあ！万歳して！」


「絶対嫌(笑)」


涼太「隼、諦めろ。お前はワンテンポ遅かった」


隼「…亜嵐くんのアホっ！」


亜嵐「アホで結構〜♪」


メン「肉焼けましたっ！」


敬浩「サンキュー！隼、ほら肉食え！」


隼「もぉ………いただきますっ！！」


広臣「簡単なやつ(笑)」









にしても…

さっきは玲於のパーカーを易々と着てるAにムカついて、あんな行動しちゃったけど

よく考えたら俺とんでもないことしたな(笑)

服脱がすって…やば。









玲於「鼻の下」


亜嵐「へ？え？また？」


玲於「変態」


亜嵐「うるせっ！」


龍友「じゃあ僕、Aの脱いだTシャツ着ちゃおっと♡」


メン「何でだよ！(笑)」


「待って！待って！破ける！(笑)」


くるみ「本当ウケんだけど(笑)」

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