【銀魂】馬鹿と真面目と色恋沙汰と【桂小太郎】

紅色チャイナと童貞メガネ ページ23

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「クップップップー！お前ら馬鹿じゃねぇの？あんな連中と何にも関係無いモンねー、勘違いしてやんのーっはずかし」

「何浮かれてんの！？お前が一番危機的状況なんだよ！？」







一方そのころ鬼兵隊船上では、桂らの攘夷派連中が船に爆撃を仕掛けていた。


撃たれた神楽の体はすぐに回復し、殺されることもなく捕まったままであったが――――十字架のような物にかけられ、砲台の口は既に彼女に向いており。





爆撃数秒前、といったところで。









「ってまた！！」





そう行ってそこから立ち去る鬼兵隊員。

焦ったように「ちょっお前ら！そんな無責任ナ！」と声を上げる神楽。









そしてそこに現れたのは。









「お待たせ！神楽ちゃん！」

「新八！！」







いつものメガネをかけた、新八。

万事屋メンバー、再会である。









(......ヅラも見つからなかったし、さっきの話聞いてると)









先程捕まっていながらもフェミニストと金髪の話を聞いていた神楽は、新八に抱えられながらも少し前のことを思い出す。





“そういえばあの後やってきた女性はどうなったんですか、また子さん”

“先輩がそう言うとキモイッス。――確か晋助様が連れて行きましたよ”

“成程、じゃあ戦友というのはその方でしたか――”









(Aは、どうなったアル)

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