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三日後、楽屋に行くと、自分達が載っているテレビ誌や、暇つぶしに用意されたファッション誌とは別に、テーブルの中央に週刊誌が置かれていた。
全員、嫌な予感しか抱かなかった。触れると爆発する何かのように、遠巻きに表紙を睨んだ。
櫻井が口を開いた。
「何かヤバい事なら、事務所から連絡が入るはずだろ。無いってことは、俺らが困る記事じゃないってことなんじゃないの？」
「じゃ、翔ちゃんめくって」
「やだよー」
ドアが開いて、チーフマネージャーが顔を覗かせた。
「おはよう。あ、それ。説明するの忘れてたね、ごめんごめん」
「ごめんごめんじゃないっすよ。俺ら戦々恐々としてんですから」
チーフマネージャーの手が、櫻井の非難の声をすり抜けて、あっさり週刊誌を開いた。
「松本くんにしては珍しいね。飲みに行ったの付けられてたみたいだよ」
モノクロの見開きページには、満面の笑みで、上機嫌にふざけて絡むように店から出てくる松本と大野の姿と、そのままタクシーを拾って去っていくまでのほんの３枚程度の写真と記事が載っていた。
「内容は、まぁ見た通りだけど、メンバー同士って本当に仲いいんだねってのと、松本くんが、終始酔っぱらった大野くんを支えてて、優しいって誉めまくった記事だから、上は問題無いって判断でさ。だから、事前に連絡はしなかったんだけど。誉め過ぎじゃない？また特集か、グラビアやりたいんだろね、ははは」
大野は指の先から、どんどん冷えていくのが分かった。氷のように冷たくなっていく。
松本も、顔色を失っている。固い声で言った。
「すいません…浮かれてて…もっと気を付ければ良かった…」
「いいよいいよ、そんな顔しないでよ。今回は好感度が逆に上がったんだから。これからも気を付けてくれればいいから」
「…はい」
「え？松潤とリーダー飲みに行ったの？えー？オレとザギン行く約束も果たしてくれてないのにぃ」
「いや…、たまたま…っていうか」
大野が言い淀むのを、櫻井が助けた。
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斑野 ニケ(プロフ) - 波智様 有難うございます。頑張ります♪ (2017年5月28日 22時) (
レス) id: bb37b897bd (このIDを非表示/違反報告)
波智(プロフ) - こんにちは。前回のコトは気にしないで下さいね。ニケさんの書く潤智大好きなんです。お互いがお互いに好き過ぎるって分かりキュンキュンします。お二人には幸せになってもらいたい。ニケさんお待ちしております。 (2017年5月28日 17時) (レス) id: 10c6f5bade (このIDを非表示/違反報告)
斑野 ニケ(プロフ) - 波智様 前回お名前間違えちゃって申し訳ありません。読んで下さって有難うございます♪この後いろんな展開があります。本当の愛に辿り着く二人を楽しみにして頂けたら幸いです。 (2017年5月28日 15時) (レス) id: bb37b897bd (このIDを非表示/違反報告)
波智(プロフ) - こんにちは、更新ありがとうございます。純粋で可愛らしい二人が大好きです。メンバーは二人が付き合っていると分かったらどんな反応をするかも楽しみで仕方がありません。ニケさん素敵なお話ありがとうございます。後編楽しみにしています。 (2017年5月27日 15時) (レス) id: 10c6f5bade (このIDを非表示/違反報告)
波智(プロフ) - こんにちは (2017年5月27日 15時) (レス) id: 10c6f5bade (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：斑野 ニケ
| 作成日時：2017年4月6日 18時
