DISH//の姫 12nd (ページ21)

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お迎えwith洸希ページ21

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洸希side

柊生くんのお家に着く前にAに"着く"とLINEを入れてからピンポン押すと
中から走ってくる音が聞こえて勢いよく開くドア

洸希「おわｯ、ビビった」

『会いたかった♡♡』

俺の事みたら、裸足のまま抱きつきにくる可愛い子

柊生「迷惑かけんなよ」

『あいｯ！』

柊生「遅くなってもいいけど、終電までには帰ってくること」

『へいｯ！』

柊生「Aのこと、よろしく」

深々と頭を下げてくる柊生くん

洸希「了解しました!!
帰りは無事にここに送り届けます」

『まーーーだーーー？』

いつの間にか準備を終えて待ってる

洸希「よし、いこ」

『今日はよろしくお願いします♡♡』

洸希「こちらこそ」

『洸希のおすすめに連れてって✨』

俺の手を引っ張りながら歩き出すA

彼女だったらこんな感じなのかなぁって思いながらただひたすらAのことを微笑ましく思う

洸希「今日ヒールなんだからそんな早く歩くと危ないよ」

『みてみて!!』

洸希「ん？」

俺の隣に並んで自分の頭の上に手を置いて
俺と背比べを始めた

『ヒール履いても洸希のこと抜かせない』

そんなことかって思ったけどその後が可愛いすぎた

んーって頑張って背のびを始めて俺を抜かそうとする

洸希「抜かせないよ、A、ちっちゃいんだから」

『ちっちゃい言うな！』

洸希「可愛い」

『それは許す……』

洸希「俺のためにお洒落してくれてありがとな」

『いいえ、どういたしまして♡♡』