僕らを繋ぐ13の弦

第6話 ページ6

授業中も、部活のことしか考えられなかった。
早く部活に行きたい〜！
……でも少し心配かな。

………放課後………

やっっっと授業終わったぁ！
早く部活行かないと！

そう思いながら部室に向かっていたら、誰かにぶつかってしまった。

『わっ、ご、ごめんなさい！』
？「廊下は走るなよー」
『はい、すみません』
なんかバッジ見てる……？
？「ん、箏曲部か……」
あ、行っちゃった。
誰だろう、まだ4月だし先生の名前覚えてないんだよね…

ガラッ
『お疲れ様です！』
浦「あっ、A！お疲れ〜、嬉しそうだねw」
『ぶ、部活が楽しみだったので…////』
浦「そっかwそれなら早速練習しようか」
『はい！』
浦「じゃあ俺はAの使う琴を出しておくからこの袋から自分の指に合う爪を選んでね、1年の爪は注文してあるから届くまでそれ使ってね！」
『わかりました！』
浦「虎次〜、Aの爪選び手伝ってあげて〜」
虎「りょーかーい」
『お願いします！』
虎「はいはーい、Aちゃんの大きさならこれくらいかな？つけてみて！」
『はい』
虎「どう？きつくない？」
『大丈夫です！見るだけでサイズがわかるなんてすごいですね！』
虎「ありがと！それにしてもさ、Aちゃんの手、きれいだね」
『えっ？ありがとうございます…？』
健「あっ！虎次先輩がAをナンパしてる！」
虎「はぁ！？何言ってんだよ健水！！」
光「Aちゃんお疲れー」
『あっ、お疲れ様です！健水先輩、光黄先輩！』
光「健ちゃん、光黄先輩だって！俺、先輩だって！」
健｢俺らもついに先輩か…！！｣
虎「2人ともうるせーよw浦正がAちゃんの琴運んでるから、怜生と来音の分運んできてー」
光健「はーい」
健「Aー、虎次先輩すぐナンパするから気ぃつけやー！」
『は、はい……』
虎「やれやれ、騒がしかったな…」
怜来「お疲れ様です！」
『あ、怜生！来音！』
来「A早いな〜！」
虎「また騒がしくなったw2人も爪決めるからここ座ってー」
怜「わかりましたー」

爪も決まっていよいよって感じだな〜！

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