この世冒険記【第二巻】 (ページ5)

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第五章　　　職場体験　～休息～ページ5

第五章職場体験～休息～

今日は火曜日。職場体験はない。
でも、教室には全員の半分くらいしかいない。

職場体験に行っているのだ。
その為、授業はない。全て自習だ。

今は弁当を食べている。でも、栄養になっていないような・・・。

原因は昨日、悪夢を見たからだ。

竜「A～」
A「なに～」
竜「スポーツ大会、来週だけど、企画できた？」

そう、僕はスポーツ大会担当者だ。
A「あ、ごめん。次の時間進めておくから」
竜「了解。明日までに提出してくれればいいよ」

そして、放課後。
僕は、竜に企画書出して、帰った。

A「ただいま。」
母「おかえりなさい」
A「今日、雄図のとこ行くね」
母「はーい」

そして、僕らの秘密基地に着いた。
中には健太が工事している。

A「なにしてんの？」
健太「ああ、増築だよ。個室を造って欲しいって、言われて」
A「手伝おうか？」
健太「悪いね。頼むよ」

増築か・・・。僕ら工事の資格持ってないけど・・・。

「ガチャ」雄図が来たみたいだ。

雄図「やぁ」
健太「よう！」
A「どうもー」

いつも挨拶が短い。何故だろうか。←

雄図「材料来たよー」

A「ほう」
健太「やった」

そして、完成。(内装がまだだけど)

雄図「奥の部屋は僕の部屋。」
健太「左の部屋は俺の部屋。」
A「右は僕。」

いよいよ。本格的な基地になってきた。

そして、部屋に自分の家具やなんかを運び入れた。

なんか会社員になったきぶんだ。

今日はネクタイをしていなかった。失敗したな。
あればもっと感じ出るのに・・・。

あ、何か来た。雄図からだ。

雄図「やぁ。チャットルームを作ったよ。」
健太「ＴＶ電話もな」

今会話しているのは、チャットではなく、ＴＶ通話。

A「了解。ああ、雄図。どう？その設計」
実は昨日、雄図に監視カメラの設計図などを送ったのだ。

雄図「まぁいいんじゃない？」
健太「どれどれ、俺にも見せてくれ。」

そういえば、健太にオプションのデータを送るの忘れてた。

A「おお、健太。オプションのデータを送っとくよ」
健太「おうとも！設計は任しとけ！」
雄図「僕からはAのカメラデータを送るよ」

てか、全部僕のデータじゃん！(ｗ)

僕は、隣の文机に向かい、原稿用紙に説明書を書く。
これは、あくまで、自分用だ。

清書はＰＣに入れよう。

基地生活はまだまだ続く。