4,同級生 ページ6
???「久しぶりなのに何も言わずに帰るの?」
来ると思った!絶対来ると思った!俺からしたら初対面ばっかのところで本性バレたくないんだよ!今来んなよ!
???「ねぇ、聞いてる?」
『ハァ……、聞いてるよ。久しぶりだね。ダリ』
ダリ「久しぶりだね!」
ツムル「えっと、
ダリ「僕とAは元バビルスの同級生だよ!」
「ダリ先生と同級生!?」
「嘘だろ!?」
「てか、ダリ先生バビルス出身だったのか!」
職員室にいる教師達がざわついている。そんななに驚くことなのか?俺としてはこの後が怖いんだが……。今すぐ帰りたい……。
ダリ「みんな驚いてるね〜。で、A、今までなにしてたのかな?」
こえーよ!笑顔なのに圧があるんだよ!
『普通に魔官署で働いてたよ。』
ダリ「ふ〜ん。それにしても随分大人しくなったね〜。」
『そうかな?』
やめろよ!明らかに俺の本性出そうとしてんじゃねーか!
ダリ「そうだよ〜。昔はあんなにやんちゃしてさ〜。」
エイト「Aさんがやんちゃ?」
余計なこと吹き込むなよ!
『まあ、昔は子供だったので、あまり気にしないで下さい。』
ダリ「大変だったんだよ!Aが学校で__」
『あーもう余計なこと言うな!』
教師陣ーダリ「「「「「!?」」」」」
ダリ「あっ戻った!」
『戻った!じゃね〜んだよ!なんだよさっきから!俺の本性出そうとすんな!嫌がらせか!恨みでもあんのか!』
ダリ「文句言いたいのはこっちなんだけど。卒業してから連絡一つしなかったあげく、久しぶりに会ったと思ったら一言も声をかけずに帰ろうとして。」
『う゛それは、その、悪かった。』
ダリが笑ってねぇ。いや笑ってるけど笑みが黒い。たしかに俺が悪いけど。
ダリ「まぁいいや。で、Aは何しに来たの?」
『サリバン様に用があってな来たんだよ。ほら、最近バビルス周辺で起きてることについて。』
ダリ「あーそれね。こっちも話は聞いてるよ。どうなったの?」
『バビルス周辺を警備することになった。まぁ、詳しくはサリバン様から話すだろ。』
ダリ「ふ〜ん。バビルス内は?」
『いらねぇだろ。サリバン様も教師達もいるし、何よりお前がいるしな。』
ダリ「あは、信用されてるようで嬉しいね。でも、Aがいてくれればもっといいのにな〜。」
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wina(プロフ) - りんさん» ありがとうございます!頑張ります! (4月1日 17時) (レス) id: ae479abb4e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 面白いです!続き待ってます! (3月30日 23時) (レス) id: 54e2cad7a6 (このIDを非表示/違反報告)
wina(プロフ) - hibikiさん» 嬉しいけど生きてw (2月24日 18時) (レス) id: ae479abb4e (このIDを非表示/違反報告)
wina(プロフ) - あきさん» ありがとうございます!これからも楽しんでいただけると嬉しいです! (2月24日 18時) (レス) id: ae479abb4e (このIDを非表示/違反報告)
hibiki(プロフ) - バラム先生と2人の会話…!ありがとうございます!尊いんで⚪︎んで来ます! (2月24日 16時) (レス) @page43 id: 765960626a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:wina | 作成日時:2023年11月7日 8時