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41,報告会 ページ43

コンコン

『失礼します。』

バラム「あっAさん。こんにちは。」

『こんにちは、バラム先生。』

俺は、前に頼んでいた植物の調査ができたということなので、バラム先生に会いに、魔歴準備室に来ていた。

バラム「わざわざ来てもらってすいません。」

『いや、頼んだのはこっちだし、別に問題ないよ。』

バラム「これが調査結果です。」

そう言って、バラム先生は書類を渡してきた。

『ありがとう。』

すごい丁寧にまとまってる。わかりやすい。助かるな〜。あっ、アンリさんに報告しないと。直接のほうがいいのかな?だったら一回魔官署に帰んないと。じゃあ、ダリに言って____

バラム「_____さん、Aさん!」

『!わ、悪い。どうした?』

バラム「……もしかして疲れてます?」

『えっ、そんなこと無いけど。』

俺がそう返すと、バラム先生の目が少し鋭くなった。

バラム「嘘ですよね。」

いや、疑問形じゃないんですけど。えっバレた?確かに少し疲れてるけど、顔に出してたつもりは無いんだが……。

バラム「僕に嘘はつけないですよ。」

『あっあぁ〜。そうだった。』

バラム「忘れてたんですか?Aさんが?」

『そんなに驚かれてもな。』

バラム「えっと、Aさんはしっかりしてるので、忘れるとは思わなかったというか。」

『まぁ、物覚えはいい方だし、大事なことはそうそう忘れないな。』

バラム「ですよね。」

『頭回ってなかったんだろうな。ハァ…。』

思わずため息をついてしまった。頭回んないほど疲れてたのか、俺……。

バラム「大丈夫ですか?」

『まぁ、大丈夫だよ。ダリに任された仕事とか、魔官署の仕事とか、色々重なって忙しいだけ。』

バラム「無理しないでくださいね。Aさんを心配する人がたくさん居るので。」

『あれ?俺ってそんなに心配かけてる?』

バラム「まぁ、いつ休んでるだろうって言ってる人は結構居ますよ。」

『それなりに休んでるつもりなんだけど。』

バラム「昼休憩のときも、食事しながら書類見てるって聞きましたけど……。」

『見てるだけで片付けてはないよ。』

バラム「えっ」

『ん?』

バラム「……それ休憩してないですよね?」

『してるよ。』

バラム「えっ」

『ん?』

あれ?俺がおかしいの?待って、今、ワーカホリックって聞こえたんだけど。そんなこと無い!ワーカホリックじゃない!………はず。

42,頼るということ→←40,拷問学教師2



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wina(プロフ) - りんさん» ありがとうございます!頑張ります! (4月1日 17時) (レス) id: ae479abb4e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 面白いです!続き待ってます! (3月30日 23時) (レス) id: 54e2cad7a6 (このIDを非表示/違反報告)
wina(プロフ) - hibikiさん» 嬉しいけど生きてw (2月24日 18時) (レス) id: ae479abb4e (このIDを非表示/違反報告)
wina(プロフ) - あきさん» ありがとうございます!これからも楽しんでいただけると嬉しいです! (2月24日 18時) (レス) id: ae479abb4e (このIDを非表示/違反報告)
hibiki(プロフ) - バラム先生と2人の会話…!ありがとうございます!尊いんで⚪︎んで来ます! (2月24日 16時) (レス) @page43 id: 765960626a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:wina | 作成日時:2023年11月7日 8時

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