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28,買い物 ページ30

『てか、どこ行くんだ?』

ダリ「ついてからのお楽しみ〜。」

『俺、買い物したいんだけど。』

ダリ「それは大丈夫だよ!」

どこ行く気だよ。まぁでも、多分あそこだろ。なんて言いながら歩いて、ついた場所は

繁華街(マジカルストリート)


『やっぱ、ここか。』

ダリ「あれ?やっぱり、気づいてた?」

『まぁ、俺達が出かけるってなったらここだろ。』

ダリ「昔は学校帰りにしょっちゅう来てたもんね〜。」

『懐かしいな。とりあえず、服買いにいっていいか?』

ダリ「いいよ〜。選んであげよっか?」

『お前に任せるのは嫌だ。』

ダリ「え〜。」

そう言って俺たちは服屋に向かった。

『これでいっか。』

ダリ「え〜。昔と一緒じゃん。たまには違うのにしたら?」

『別にいいだろ。動きやすい方がいいし。』

なんかあったときに動けないと困る。

『さてと、俺の用は終わり。ダリは?』

ダリ「僕はこれと言って特に無いかな〜。」

『じゃあ、適当にまわるか。』

ダリ「そうだね。」

なんて、少し昔に戻ったような感覚を持ちながら、久しぶりの二人の時間を楽しんだ。

――――――――――――――――――――――――――――


ダリ「大分遊んだね〜。」

気づけば日も暮れていて、結構時間がたったみたいだ。

『そろそろ、帰るか?』

ダリ「いや〜、最後にあそこ行かないとね!」

『だよな。』

そう言って俺達が向かったのは、悪魔が賑わうところから少し離れた高台。繁華街が一望できる場所。

ダリ「やっぱり、ここに来ないとね〜。」

『変わんないな、ここも。』

ダリ「A、ありがとね。」

『なんだ、いきなり。』

ダリ「Aのおかげで、色々楽になったよ。僕一人じゃ限界があるしね。」

『……教師統括だからって頑張りすぎなんじゃねぇの。』

ダリ「そんなつもりはないんだけどな〜。」

『まぁ、俺がいる間は、お前の面倒くらい見てやるよ。』

ダリ「……僕じゃなくて、先生達の面倒見てくれないかな〜。」

『それはお前の仕事だろ。』

ダリ「そうだけどさぁ〜。……まぁ、ありがと。」

ダリが素直になってる。でも、昔はこんな感じだったか。今日はダリの息抜きにもなったみたいだな。心配しなくても、ちゃんとお前を含め、先生達のサポートしてやるよ。

『さてと、帰るぞ。』

ダリ「そうだね〜。」

俺達は教師寮に向かって飛んでいった。たまにはこんな日もいいな。

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wina(プロフ) - りんさん» ありがとうございます!頑張ります! (4月1日 17時) (レス) id: ae479abb4e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 面白いです!続き待ってます! (3月30日 23時) (レス) id: 54e2cad7a6 (このIDを非表示/違反報告)
wina(プロフ) - hibikiさん» 嬉しいけど生きてw (2月24日 18時) (レス) id: ae479abb4e (このIDを非表示/違反報告)
wina(プロフ) - あきさん» ありがとうございます!これからも楽しんでいただけると嬉しいです! (2月24日 18時) (レス) id: ae479abb4e (このIDを非表示/違反報告)
hibiki(プロフ) - バラム先生と2人の会話…!ありがとうございます!尊いんで⚪︎んで来ます! (2月24日 16時) (レス) @page43 id: 765960626a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:wina | 作成日時:2023年11月7日 8時

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