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1,悪魔学校バビルス ページ3

悪魔学校バビルス。三傑のサリバン様が運営する名門学校。



















そして、俺の母校。

『まさか、またここに来ることになるとは。』

校門の前で、久々の母校に思いを馳せずつ、この後どうしたらいいのかわからず、立ちすくしていた。とりあえず、理事長室に向かえばいいかと考えていると、いきなり声をかけられた。

???「どちら様?」

驚きながら声のした方に向いて見ると黒髪でタバコを吸っている悪魔がいた。

???「あの、聞いてます?」

『あぁ、すいませんね。私は魔関署警備長補佐、ノクティス・Aと言います。今日は、サリバン様に用があり参りました。許可は取っておりますので。』

???「はぁ、ご丁寧にどうも。えっと案内したほうがいいですかね。」

『(場所はわかるけど俺だけで歩いてると不審者と思われかねないな)案内していただけると助かります。』

???「分かりました。ノクティスさんでしたよね?」

『長いですからAでいいですよ。えっと(そういや名前聞いてなかった)』

エイト「あぁ、僕はイフリート・ジン・エイトです。じゃあ行きましょうか。」

『イフリート先生ですね。お願いします。』

その言葉をきっかけに、俺たちは学校の中に入り歩き始めた。
向かっている途中、彼が警戒を解いていないのに気づかないふりをしながら、昔よりも治安の良くなった学校を見ていて、あいつが頑張っているのが分かり嬉しくなった。そのまま、特に会話もなくしばらく歩いていると、理事長室の前についた。

エイト「着きました。じゃあ僕はここで」

『ありがとうございました。』
俺はイフリート先生の方を向き軽く頭を下げた。
彼が去って行くのを横目に、理事長室に体を向け、少し緊張しながら扉をノックした。
コンコン
???「どうぞ。」

『失礼します。』

扉を開け、中に入るとこの学校バビルスの理事長、三傑・サリバン様がいた。

『魔官署より参りました。魔関署警備長補佐、ノクティス・Aです。お忙しい中、時間を取っていただき感謝します。』
俺は言い終わったあとに頭を下げた。

サリバン「うん。アンリ君から聞いてるよ。久しぶりだねA君」

緊張している俺を知ってか知らずか、サリバン様は優しい笑みを浮かべてくれた。それを見て俺の緊張も解けて同じ笑みで返した。

『お久しぶりです。理事長。』

2,三傑・サリバン→←プロローグ



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wina(プロフ) - りんさん» ありがとうございます!頑張ります! (4月1日 17時) (レス) id: ae479abb4e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 面白いです!続き待ってます! (3月30日 23時) (レス) id: 54e2cad7a6 (このIDを非表示/違反報告)
wina(プロフ) - hibikiさん» 嬉しいけど生きてw (2月24日 18時) (レス) id: ae479abb4e (このIDを非表示/違反報告)
wina(プロフ) - あきさん» ありがとうございます!これからも楽しんでいただけると嬉しいです! (2月24日 18時) (レス) id: ae479abb4e (このIDを非表示/違反報告)
hibiki(プロフ) - バラム先生と2人の会話…!ありがとうございます!尊いんで⚪︎んで来ます! (2月24日 16時) (レス) @page43 id: 765960626a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:wina | 作成日時:2023年11月7日 8時

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