14,戦術学教師3 ページ16
イチョウside
ロビン「ご飯できましたよ〜。」
ロビン先生の声が聞こえて、時計を見たら、大分時間が過ぎていた。
『!思ったより時間立ってましたね。』
A「……時間を気にしてなかった。」
『先生たちを待たせるのもあれなので、行きましょうか。』
A「そうだな。」
俺たちは部屋を出て、食堂に向かった。食堂には俺たち以外の先生はもう来ていたようで、俺たちが最後だった。
ダリ「やあ、着替えだけにしては随分遅かったね〜。」
A「うっせぇ。色々話してたんだよ。」
エイト「Aさん!」
A「おっエイト。待たせて悪かったな。」
エイト「遅かったですけど、なにしてたんですか?」
A「イチョウとの話が思ったより盛り上がってな。」
エイト「えっ!?」
A「?どうした?」
エイト「呼び捨てになってる……。」
A「……あぁ、話してる間に自然とな。」
エイト「僕だけの特権がぁ……。」
A「??」
なに言ってんの?Aさん困惑してんじゃん。ていうか___
『ダリ先生のことは、呼び捨てでしょ。』
エイト「ダリ先生は同級生だからいいの!」
『どういう理屈?』
A「えっと、先生の中で呼び捨てにしたのは、エイトが最初だから、な。」
と言ってAさんはエイトの頭を撫でていた。エイトが目に見えてご機嫌になってる。それでいいのか……。
ダリ「じゃあ、食べに行こうか!」
A「あぁ。」
その言葉でAさんとダリ先生は席につくために歩いていった。エイトが良いだろって目を向けてくるんだけど……。むかつくし、少し、いじってやろ。
『Aさん。』
A「ん?」
Aさんを呼び止めたら、こっちを向いてくれた。エイトがなにしてんだと言いたげな目を向けてくるけど、無視無視。
『また今度、話しましょうね。意外と気が合うみたいですし。』
A「いいぞ。それにイチョウとの話はためにもなるしな。」
そう言って、また歩き出した。
エイト「イチョウ、お前……。」
『……ふっ。』
エイト「なっ!?」
エイトのことを挑発してると、うしろから声がかかった。
ツムル「お前ら、そろそろご飯食べに行かないと、なくなるぞ。」
エイト「……いつからいたの?」
ツムル「最初からいたわ!」
『……悪いツムル。俺も気づいてなかった。』
ツムル「イチョウまで!?」
そんな会話をしながら、俺たちも席につくために歩き出した。
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wina(プロフ) - りんさん» ありがとうございます!頑張ります! (4月1日 17時) (レス) id: ae479abb4e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 面白いです!続き待ってます! (3月30日 23時) (レス) id: 54e2cad7a6 (このIDを非表示/違反報告)
wina(プロフ) - hibikiさん» 嬉しいけど生きてw (2月24日 18時) (レス) id: ae479abb4e (このIDを非表示/違反報告)
wina(プロフ) - あきさん» ありがとうございます!これからも楽しんでいただけると嬉しいです! (2月24日 18時) (レス) id: ae479abb4e (このIDを非表示/違反報告)
hibiki(プロフ) - バラム先生と2人の会話…!ありがとうございます!尊いんで⚪︎んで来ます! (2月24日 16時) (レス) @page43 id: 765960626a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:wina | 作成日時:2023年11月7日 8時