本当の王。黄→緑 ページ23
VS魂で相葉杯なるものが放送された直後から風間は寒気を感じていた。
雅「？何？どうかした？」
俊「ううん、何でも無いんだけどね。」
それは最初こそ気にする程の事ではなかったが、徐々に強くなり、8時前には何も無い壁を越えて陰湿なる思念の様なものを感じるまでになっていた。
雅「？あっ、つまみ違うの持ってくる？それと…
ブルルルル…
俊「あ、ごめん相葉ちゃん。」
そんな時、風間の携帯から着信音が響いた。
相手は皆様の想像通り葉担topと言われ続けている男、二宮和也から。
その名前を見た瞬間、風間はこの寒気の要因が何であるかを理解したのである。
俊「…。」
雅「どうしたの？出ないの？」
俊「…どうしたら良いかと思って…。」
雅「？」
間違いなくこの電話の内容は、今まで放送されていた相葉杯を見てのものであろう。
そしてその内容で物申したいのだろう。
何となく分かる。
だからこそ、今相葉と飲んでいる事実を知られたらどうなるか？
改めて帰ってから電話をかける事が正解な気がする。
そう思い無視を決め込もうとしたのだが。
雅「あっ！ニノだ。ちょっと貸して。」
俊「えっ、ちょっと待って相葉ちゃ
雅「ニノ〜お疲れ〜どうしたのぅ？」
風間の制止を振り切って相葉は電話に出てしまったのである。
和「え？あれ、俺、これ…。」
雅「そうだよ、風間ぽんの。今ね一緒に飲んでたらニノの名前が見えたから。」
和「…あっ…。そうなんですか…。」
出鼻を挫かれた状態となって動揺を隠せない電話口の二宮ではあったが、そのトーンはあきらかに低く、スマホを通して鋭い刃が風間を突き刺してくるのだった。
雅「で、どうしたの？電話なんて珍しいじゃん。」
和「いえ、あの…俺、貴方に電話した訳じゃなくて。」
雅「？！あ、そうだった！ごめんごめん。何？風間ぽんに用事だったんだよね？で、何？？」
そう言われてもここで「本当の相葉王は俺だから。」と実例をずらずら列べてマウントを取る訳にもいかず(と、言うか相葉本人である)適当に誤魔化して電話を終える二宮であった。
風間としたら陰湿極まりないネチネチマウントを聞かずに済んだのかもしれないが。
俊「…ああっ、着信音が怖いよ〜。」
何時来るかもしれない報復に怯える事となるのだった。
VSさん。次やる時は是非topを呼んで頂上対決を見せて欲しい。
和「俺が本当の王だもん。」
終わり。
VS魂より。マウントとり合戦して欲しい。(笑)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 137人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
YUY(プロフ) - ちえさんさん» それに気付いた瞬間、卍は東京湾へと…。(笑)結構山田君もラブラブですよね。でも山田君相手だと翔さん諦めそうだ。(笑) (2022年7月18日 18時) (
レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - 風磨君、何気にボディタッチ多い気がします。ゆっちさんには口で言いながらもタッチは少なめですよね？翔ちゃん。これはひょっとするかもよ？？？笑 (2022年7月18日 15時) (レス) @page48 id: d7d6200281 (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ひらっちさん» あの丸椅子に座ってユラユラ動くおもちゃが欲しい。ズラッと並ばせたい。ね、まず足を見て一回目が終わり、２回目で内容を楽しむ感じだよね。 (2022年7月6日 15時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ひらっち(プロフ) - ニノ短パン！にあたしも夏到来！を感じましたがあの丸椅子でこちょこちょ動かれると話しの内容が入ってこない…サスペンダー宮もざわついてましたね！ (2022年7月6日 13時) (レス) @page46 id: 4f78027906 (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ちえさんさん» 相葉さんも和君まぁ君でしたよね。(笑)そうか！つまりは翔さんだけが和呼び出来て無いのか！！(笑)名前で呼ぶと一気にラブラブ感でますよね！！ (2022年6月24日 21時) (レス) @page44 id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：YUY
| 作成日時：2022年1月30日 9時
