勝負。赤VSゴー ページ33
ゴー「…これは勝負ブイ。」
翔「今日こそ来るか…。」
二人は互いの部屋で同じ事を思っていた。
ゴー「どうしたら翔君を欺けるブイ？」
翔「ニノの元へは決して行かせん！！」
今、二人の対決は始まろうとしていた。
ゴー「今日こそ！今日こそニノに会いに行くブイ！！」
ゴーちゃんは二宮のラジオ。ベイストで戴いた黄色のバンダナを首に巻き、名刺と自分の分身であるマスコット。そして発端となったMステティッシュを用意し、数時間前から待機していた。それもマスコットは特別使用。
黄色のバンダナに今まで二宮に間違えられた名前を書き添える事でレア度をアップ。
やることを総てやったゴーちゃんは、試合前の選手の如く椅子に腰掛け息を整えた。
ゴー「ふぅふぅブイ。」
高鳴る心臓を落ち着け様と深呼吸をするゴーちゃん。
目を閉じれば愛しの相手が目の前に浮かび上がり、ゴーちゃんが駆け出そうとした時。
翔「この先には通さん！！」
ゴー「翔君っ？！」
最大のライバルが行手を塞ぎ、ゴーちゃんは目を開けたのである。
ゴー「…やっぱり来るブイ。でも今日こそ負けないブイ。」
ゴーちゃんには負けない秘策があった。
それは。
ゴー「ふっふっふ。今ボクのいる部屋は翔君の楽屋の隣ブイ。」
つまり今のゴーちゃんは櫻井の同行が把握できる。間違いなく律儀な櫻井は、嵐としだけでは無く個人でも挨拶回りをするだろうと考えたのである。
ゴー「翔君が部屋を出たら勝負ブイ。」
ゴーちゃんは耳をダンボにして隣の部屋を伺った。
そしてそのチャンスは直ぐやって来た。
隣の部屋の扉が開かれ、足音が外へと向かった。マネージャーと一緒なのか？話し声が聞こえた。
ゴー「出ていったブイ？」
ゴーちゃんは耳を澄ました。
櫻井の声は徐々に遠ざかり聞こえ無くなった瞬間。
ゴー「ニノ、待っててブイ！！あっ！メンバー分も持っていってボクとニノの仲を見せ付けるブイ。」
ゴーちゃんは5つのマスコットと名刺とティッシュを持ってそうっと楽屋の扉を開け、二宮の楽屋に足を向けた時。
翔「久しぶりだな。ゴーエクスパンダ。」
ゴー「えっ？！あっ！」
翔「ふっふっふ。この俺を欺こうとしても無理だぞ。」
ゴー「な、何でここに居るって分かったブイ？！」
翔「お前が居る筈の部屋にいた人に教えて貰った。」
ゴー「あっ？！」
律儀過ぎる男櫻井。
彼は自分の楽屋に入る前。ゴーちゃんの楽屋に挨拶に行っていたのであった。
続く。
Twitterより。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 163人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
YUY(プロフ) - ちえさんさん» あの顔をぴったんこした時のニノちゃんの眉がちょっと下がっててまぁ、可愛い！！このまま一生、ずっと一緒にいてくれ！一緒だと最高！！万歳です！！ (2020年10月16日 17時) (
レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ひらっちさん» うちの店とかかなり後になってから出したりするので(笑)気長に待つと出てくると思う。三ツ矢サイダーは3日後くらいだったけど、ゼリーは今週だったよ。(爆)あまりに遅くて突っ込んだもん。 (2020年10月16日 17時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - いや、ひらっちさんの言う通り。相葉くんとだとカレカノな2人。一緒にゲームして漫画読んで仲良く暮らしてほしいです(笑) (2020年10月16日 14時) (レス) id: b2bd56270d (このIDを非表示/違反報告)
ひらっち(プロフ) - 相葉君の隣になると可愛さ増し増しになっちゃうよね？あたしもまだあるけど進んで買いますwwオイリオが見つからないんです。探し中。 (2020年10月16日 13時) (レス) id: ee1a7aadec (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ひらっちさん» 本当良かったですよね、最高でした。と同時に思い付いた話でした。(笑)だってまさにやった後にしか見えなくて。(爆) (2020年10月13日 6時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：YUY
| 作成日時：2020年8月1日 8時
