味見。青黄 ページ3
智「もうちょっと甘い方が良い？」
大野はエプロン姿にお玉を持って尋ねた。
それは展覧会で出すカレーパンの味を誰にでも食べやすくする為。大野はお子ちゃま口の二宮を呼びつけたのである。
和「…うん。これじゃあレトルトの30倍カレーに匹敵するんじゃない？」
智「そうなの？」
大野は兎に角辛いのが得意である為、自分の好みに合わせるとどうしても激辛になるのだ。
和「俺も30倍カレーなんて食った事無いから分からないけど、でもこれは辛いって。何か無いの？よくはちみつとか入れるんじゃないの？」
CMでも「リンゴにはちみつ」と言う位だから、カレーとはちみつは合うのだろう。
二宮の提案に大野は調味料入れや冷蔵庫を漁ったのだが。
智「…考えたら最近はちみつ買った記憶無いんだけど、代わりに煉乳ならあった。」
和「………はちみつ無くて煉乳あるの？！」
智「うん。普通何処の家にもあるよね？」
和「ありません。」
智「嘘〜、煉乳旨いよ。」
和「美味しくても常備するものじゃ無いから。………って、本当にそれいれるつも…？！」
言ってる側から煉乳の蓋を開ける大野。
そしてチューブ状の煉乳を右手で握ると思いっきり。
智「っふん！」
ニュウ〜〜〜。
和「えっ？あっ、ちょちょっと待って！そんなに？！あっ、あっ！！」
一本まるまる総て。
綺麗に使いきったのである。
そして。
お玉で混ぜ混ぜする大野。白い蛇状に伸びた煉乳が徐々にカレーと交り溶け込み、茶色がうっすら白濁すると。
智「こんなもんだな。………はい、これでどう？」
大野は自分で味見はせず、そのまま二宮の元に差し出すのであった。
和「は？」
智「食べてみて。甘くしたから。」
和「いやいやそこはまず自分が味見して、旨かったら「はい、どうぞ」なんじゃない？」
智「だってこれニノの口に合わせてんだからニノが食わなきゃ分かんないよぅ。」
和「いや、だけどね！！」
煉乳一本まるまる入ったカレー。
うっすら白くなったカレーを見下ろし再び大野を見つめ差し出しているカレーに視線を落とす二宮。
智「大丈夫。美味しいから。」
和「何処から大丈夫が出るんだよ。」
智「んっ、ふふ。大丈夫だって！はい食べてみ。」
自信満々な大野の笑顔に立ち尽くす二宮であった。
続く。
エプロンお玉のリーダーがちょっとお気に入り。(笑)
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YUY(プロフ) - ちえさんさん» あの顔をぴったんこした時のニノちゃんの眉がちょっと下がっててまぁ、可愛い！！このまま一生、ずっと一緒にいてくれ！一緒だと最高！！万歳です！！ (2020年10月16日 17時) (
レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ひらっちさん» うちの店とかかなり後になってから出したりするので(笑)気長に待つと出てくると思う。三ツ矢サイダーは3日後くらいだったけど、ゼリーは今週だったよ。(爆)あまりに遅くて突っ込んだもん。 (2020年10月16日 17時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - いや、ひらっちさんの言う通り。相葉くんとだとカレカノな2人。一緒にゲームして漫画読んで仲良く暮らしてほしいです(笑) (2020年10月16日 14時) (レス) id: b2bd56270d (このIDを非表示/違反報告)
ひらっち(プロフ) - 相葉君の隣になると可愛さ増し増しになっちゃうよね？あたしもまだあるけど進んで買いますwwオイリオが見つからないんです。探し中。 (2020年10月16日 13時) (レス) id: ee1a7aadec (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ひらっちさん» 本当良かったですよね、最高でした。と同時に思い付いた話でした。(笑)だってまさにやった後にしか見えなくて。(爆) (2020年10月13日 6時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YUY
| 作成日時：2020年8月1日 8時
