隣。リベンジ ページ31
あれから櫻井は考えた。
どうすれば良かったのか？と。
最後、二宮を先に進ませたのが間違いだったのか？
いや、大野が先に座っていたのが問題か？
いっそ、両方を覆せば二宮の隣に座れる筈である。
まず誰よりも早くバスに乗り込み、二宮を待つ。そして二宮の頭が見えたら腰を上げ。
翔「ニノ、ニノ。」
と手を振って迎えればきっと二宮は隣に座るだろう。
もしかしたら大野の時みたいに跨いで窓際へ進んでくれるかもしれない。
座席はどうしようか？
やはり一番後ろが好きなのだろうか？
櫻井は帰りのバスこそは隣の席を獲得するため、念には念を入れて何度も何度も頭の中でシュミレーションしたのである。
そして帰り。
櫻井は迷わず一番に楽屋を出るとダッシュでバスへと乗り込んだ。
勿論席は行きに大野が座ったあの場所である。
あそこなら見渡せるし、一番自然に跨ぐ事が可能である。
二宮が跨いだ瞬間。
スススススッ。
と、横移動して、あの華奢な身体を閉じ込めるのだ。
翔「…これしか無い。」
櫻井は二宮が来るのを待った。
そしてその時は訪れた。
松本がまず一人でやってきた。
次に相葉の頭が見えた時、二宮と何か話している様子であった。笑いながら上ってくる相葉。直ぐ後ろには二宮大野と居るようだ。
先ほどの真逆。
チャンス到来である。
同じ様に松本のふたつ後ろに座る相葉。
それを見届けてから櫻井は右手を上げた。
翔「ニノ、ニノ。」
おいで。
そう促した。
するとそれに気付いた二宮はちょっとびっくりした様子で目を見開いた後、一瞬考える表情をしたのである。
翔「………。」
櫻井は笑顔を保ちながらも内心は不安であった。やっぱりおかしな行動と思われただろうか？思われても仕方がない。
ただ二宮は櫻井の意を汲んだのか？迷わず櫻井の元へ行き。
ひょい。
跨いだのである。
やったー！！やっぱりこれが正解だった。
櫻井は心の中で歓喜した。声に出しそうだったが我慢して小さくガッツポーズした瞬間。
ひょい。
隙間を埋めなかった櫻井の間にすぽんと大野が着席したのである。
翔「えっ？！」
智和「何？」
翔「あっ、いや…。」
智和「？」
翔「………。」
再び二宮の隣を奪われてしまったのである。
翔「どうすれば…。」
彼の戦いは続くのであった。
終わり。
色々あって、遅れました。
嵐さん急がし過ぎです。(笑)
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YUY(プロフ) - ちえさんさん» あの顔をぴったんこした時のニノちゃんの眉がちょっと下がっててまぁ、可愛い！！このまま一生、ずっと一緒にいてくれ！一緒だと最高！！万歳です！！ (2020年10月16日 17時) (
レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ひらっちさん» うちの店とかかなり後になってから出したりするので(笑)気長に待つと出てくると思う。三ツ矢サイダーは3日後くらいだったけど、ゼリーは今週だったよ。(爆)あまりに遅くて突っ込んだもん。 (2020年10月16日 17時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - いや、ひらっちさんの言う通り。相葉くんとだとカレカノな2人。一緒にゲームして漫画読んで仲良く暮らしてほしいです(笑) (2020年10月16日 14時) (レス) id: b2bd56270d (このIDを非表示/違反報告)
ひらっち(プロフ) - 相葉君の隣になると可愛さ増し増しになっちゃうよね？あたしもまだあるけど進んで買いますwwオイリオが見つからないんです。探し中。 (2020年10月16日 13時) (レス) id: ee1a7aadec (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ひらっちさん» 本当良かったですよね、最高でした。と同時に思い付いた話でした。(笑)だってまさにやった後にしか見えなくて。(爆) (2020年10月13日 6時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YUY
| 作成日時：2020年8月1日 8時
