ワンコの鼻。緑黄 ページ20
スタッフ「二宮さん、どうしたんですか？」
スタッフはまだ帰らない二宮の姿に慌てて声をかけた。
後はもう相葉の収録を残すだけで、二宮自身、私服に着替えてはいたが、セットが見える所にパイプ椅子を持ってきてはピコピコゲームをしていたのである。
和「ん、俺の事はお構い無く。」
そう言ってゲームに集中する二宮。
何時もなら我先に帰る二宮だが、今居るのが相葉であった為、二人で約束でもあるのだろう。スタッフはそう思い、その場を後にしたのあった。
時は遡る事10分前。
和「じゃあ先に帰るね。お疲れ様〜。」
雅「ん、また。お疲れ〜。」
二宮はしっかりバイバイして楽屋を出た。
そしてエレベーターに乗り込もうとした時。
和「？！！」
二宮の頭からは耳が背中からは尻尾が、何かに反応し飛び出したのである。
和「ん？ん？」
ワンコになった二宮。鼻をくんくんさせては辺りを見渡す。ワンコの嗅覚は鋭い。そしてニノワンコはその中でも特別な物に対して異常に反応するのだ。
ワンコはエレベーターから階段に切り替え、１階下へと下がった。
和「？？っつ！！はぅっ！！これは！！」
ワンコの尻尾は引きちぎれんばかりに揺れ動き、何故かそのまま再びスタジオへ。
セットチェンジしている片隅にワンコはちんまり。座ったのであった。
＊
そして。
スタッフ「相葉さん入ります。」
雅「よろしくお願いしま〜？？えっ？ニノちゃん？！何してるの？！」
スタッフ「えっ？相葉さんと約束したんじゃ無いんですか？」
雅「俺知らないよ〜。」
スタッフ「えっ？じゃあ…。」
その時過ったのは今からかやってくるゲストの相手。相葉も直ぐそこに気付いたらしく、ため息を吐き出してから、ちんまりと今はしっかりお座りしているワンコの前へと寄ったのである。
雅「ニノちゃん。」
和「なあに、相葉さん。」
雅「収録中は声を立てない、騒がない。たとえ大好きな筋肉がムキムキしてもそこから離れない。約束出来る？」
和「できる。」
雅「ほんとに？」
和「うん。俺だって
スタッフ「ゲスト入ります〜！！」
和「はうっ！！筋肉ムキムキ〜！！！」
スタッフの声にお耳と尻尾をピコンッ！と反応させ、ワンコは立ち上がった。
雅「ニノちゃん！」
和「だってまだ始まって無いから大丈夫だもん！！」
クウクウクウ。
ワンコは鼻を鳴らしては大好物のマッチョ登場に瞳をキラキラ輝かせるのであった。
続く。
しやがれより。
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YUY(プロフ) - ちえさんさん» ほんと。逆に相葉さん相手にしないとニノちゃんを負けさせる事は出来ないと思うから、どんどんぶつけて欲しいんだよなぁ。(笑)負けて悄気るワンコが見たいので。 (2020年3月29日 4時) (
レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - ババ嵐。本当ににのちゃんは相葉さんがいなかったら強いですよねー。解説わんこしか見れないのは寂しいですが、相葉愛が見れるなら我慢します。(笑) (2020年3月28日 20時) (レス) id: 1d9f1ca27f (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ひらっちさん» そうか！相葉さんは顔を隠してニノちゃんはしずかちゃん巻きで相葉さんの何を守るんだよね。(笑) その姿で闊歩して欲しい。(笑) (2020年3月24日 18時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ちえさんさん» きっと相葉さんの何を守る為に忠犬となって頑張ってるのでしょう！ (2020年3月24日 18時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ひらっち(プロフ) - ニノ…まさか、しずかちゃん巻きしてないでしょうねww (2020年3月24日 17時) (レス) id: ee1a7aadec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YUY
| 作成日時：2020年2月15日 13時
