ある夏の夜。続き ページ10
出来るだけ小さくなっては半泣き状態でご主人様の名前を呼ぶ。
雅「ニノちゃん！」
和「相葉しゃん、なななんでセミなんて…。」
雅「ごめん、風呂が熱かったから窓開けといたの。」
和「あうっ、早く早くどけて〜。」
雅「うん、ちょっと待ってね。今取ってあげるから。」
和「はうっ、た、たしゅけて〜。」
セミ嫌いセミ怖い。
ワンコは両手でお耳を隠し丸くなる。
また飛んだらどうしよう。また顔にくっついたら、今度は死んでしまうかもしれない。
ワンコはカタカタ震えながらご主人様の助けを待った。
一方のご主人様も必死だった。
ご主人様は特に虫は苦手じゃ無いが、こうなったセミの動きはやっぱり怖い。
何処にどう飛ぶか分からず予測が立たない。
網でもあれば良かったが、流石に今の家に虫取り網は置いて無かった。
だから変わりにビニール袋を持ってそれに入れようと思ったのだが、奴が居るのはワンコの背中。
ご主人様はそうっと、そうっと近付いて、ワンコの背中にビニール袋押し当てようと思った瞬間。
ジジッ…。
和「きゃうっ！」
雅「ニノちゃん？！」
ビチッビチッビチッ
ワンコはセミの鳴らした音に体を大きく震わせてしまったのであった。
雅「あっ。」
和「やだよやだよやだよ、相葉しゃん早くどうにかしてぇ〜。」
雅「うん、ちょっと待ってねニノちゃん。今奴は廊下に居るから。ああっだけど、何か良いもんないかな？」
もっと何か取りやすい物を探すご主人様の声にワンコはやっと顔上げ、
和「どんなのが？！！ひゃう、相葉しゃん！！」
雅「何？何か良いのあった？」
和「う、ううん、はうっ、ででもね相葉しゃん…。」
ワンコはこの時やっとご主人様がまっ裸のフル〇ン状態でセミ爆弾を追い掛けていた事を知ったのである。
和「まずパンツ穿こパンツ。」
雅「そんな事してたら、またどっか行っちゃう。」
和「だけど！」
あの爆弾は何処に取り付くかも分からない。
もしかしたら今度はご主人様のナニにピタリと貼り付くかもしれない。
頭にはその映像が浮かび上がり。
和「ひゃう！！パンツ穿こパンツ！！お願い相葉しゃん、パンツ穿いて〜！！」
雅「ニノちゃんはそこに居て。」
ジジッ、バタバタバタ
雅「わぁ、待てぇ〜〜〜！！」
和「パンツぅ〜！！」
続く。
VSより。
すまん。何も言い訳しないから相葉さんファンは見ないで〜。(笑)
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YUY(プロフ) - ちえさんさん» ほんと。逆に相葉さん相手にしないとニノちゃんを負けさせる事は出来ないと思うから、どんどんぶつけて欲しいんだよなぁ。(笑)負けて悄気るワンコが見たいので。 (2020年3月29日 4時) (
レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - ババ嵐。本当ににのちゃんは相葉さんがいなかったら強いですよねー。解説わんこしか見れないのは寂しいですが、相葉愛が見れるなら我慢します。(笑) (2020年3月28日 20時) (レス) id: 1d9f1ca27f (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ひらっちさん» そうか！相葉さんは顔を隠してニノちゃんはしずかちゃん巻きで相葉さんの何を守るんだよね。(笑) その姿で闊歩して欲しい。(笑) (2020年3月24日 18時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ちえさんさん» きっと相葉さんの何を守る為に忠犬となって頑張ってるのでしょう！ (2020年3月24日 18時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ひらっち(プロフ) - ニノ…まさか、しずかちゃん巻きしてないでしょうねww (2020年3月24日 17時) (レス) id: ee1a7aadec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YUY
| 作成日時：2020年2月15日 13時
