嫌いになったところで ページ40
中原side
又々別の日
俺は在る目的の為に、外に出た。目的か?其れは……
最高級とも言える程の高級の葡萄酒……
ペトリュスを買う為だ!
偖、何年ものにしようか…嗚呼、想像するだけで笑みが零れる____
最近見つけた良さそうなこの店。
魅力的なものは幾つもあるが、目的の物見付けて直ぐに店員に見せた。
中「この葡萄酒下さい。」
店「!?お、お客様?済みませんが身分証を……」
身長の関係でここまでなら想定内!!虚しいが、此処までならばな!!
中「職場の後輩の歓迎会をする可く、上の者の飲み物が必要で……」
店「お買い上げ有難うございました。」
此れでお買い上げ成功。
店から出て、葡萄酒片手に抑えきれない喜びを噛み締めていると____
太「あ、中也だ!」
貴『え、中原!?』
見慣れた包帯野郎と、デカブツ女がいた。
中「……
何で休みの日でも手前等に会わなきゃいけねぇんだよぉぉ!!!」
街のど真ん中で大声で叫んだ俺。
貴『あははっ、こりゃ傑作だわ!』
太「あー、お腹いたい!」
そして奴らは莫迦みたいに笑って、俺の隣を歩く。
思わず溜め息がでる。
結局俺らは年中無休何時でも何処でも出会う運命らしい。
それが別に嫌って訳でもないのを、最近感じているのも正直だ。
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作者名:スピカ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kid0019/
作成日時:2016年8月15日 11時