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嫌いだ ページ3

中原side


結局1番はA。二番が俺。最後に太宰だった。

なんで俺が勝ったかって?



太「Aの裏切り者ぉぉ!」

貴『騙される方が悪いんだよ!私は勝つためならなんだってしてやる!』

中「…」



その間、ずっと太宰の番飛ばして俺骰子(サイコロ)降ってたからだ。←

油断は禁物だぜ、なぁ太宰?



貴『結果発表。1番は私

二番が素敵帽子(笑)こと中原。


残念は包帯野郎こと太宰。以上解散……
痛い痛い痛い痛い!!中原手を離せ!!頭やめろ!!潰すぞ!』

中「莫迦にしてんのか手前は!何が素敵帽子(笑)だ!あ?」



いま荒中は座ってるから、立っている俺は見下ろせる。なので頭を潰す。

俺は此奴が嫌いだ。



何の苦労もせずにマフィアに入り、普通の一般市民だったくせに、血の世界に入ってきた。


何も……苦労してねえ此奴がっ……



貴『ぁぁ"ぁぁぁ"ぁ!?死ぬ死ぬ死ぬっ?!』


いっそ消えて仕舞えはいいのにな。



太「中也…やめな。気持ちは不本意だけど、分かる。」

中「ちっ…おらよ。今ので痛がってるなんて、マフィアの名が廃るな。」

貴『…』



へたり込んで俯く荒中?泣くのか?




貴『んだとおるぁぁぁぁ!?』



そう言って、荒中は俺に枕をぶん投げて、太宰の部屋を後にした。


太「私の枕……」


太宰がすげー悲しそうにしていた。



あ、彼奴ナイスだわ。

嫌いなんです→←嫌いだよ



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作者名:スピカ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kid0019/  
作成日時:2016年8月15日 11時

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