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Side圭人
屋上にやって来た。
圭人「いい天気だね〜!」
涼介「あ。神宮寺さんってどこの高校から来たの?」
A「…………」
慧「神宮寺さん?」
もしかして言いたくないのかな?
圭人「言いたくなかったら
無理して言わなくてもいいよ?」
そう言うと神宮寺さんはポケットから
紙とペンを出して
何かを書いて俺たちに見せた。
A<私、声が出ないんです>
「「「え……」」」
少し切なそうな顔をした神宮寺さん。
涼介「生まれつき?」
首を横に振った。
慧「なんで?」
A<言いたくないです>
圭人「そっか。じゃあ言いたくなった時に
いつでも言ってね」
神宮寺さんは口パクで『ありがとう』と言った。
涼介「神宮寺さんって手話できる?」
A『はい』
慧「じゃあ俺らにも教えてよ」
キョトンとする神宮寺さん。
圭人「俺たちも手話を覚えたら
もっとスムーズに会話ができるしね!」
A<岡本くん、山田くん、伊野尾くん、
ありがとう!>
涼介「あ。俺、涼介でいいよ」
慧「俺、伊野ちゃん」
圭人「俺は圭人がいいな」
A<Aでいいですよ>
涼介「あと敬語じゃなくてタメね」
A『うん!』
その後はAちゃんに手話を教えてもらった。
涼介「えーっと、"ありがとう"はこう?」
A『うん』
慧「これが"ごめんね"?」
圭人「こっちが"ごめんね"だよ」
慧「あ。そっか」
キーンコーンカーンコーン
涼介「次、数学か」
慧「机で寝とこー」
圭人「えぇ?」
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山田瑠奈(プロフ) - ききさん» こちらの作品も読んでいただきありがとうございます! そうですね。今、新作の下書きをしているところです。おそらく今年中には公開出来ると思います。 (2017年12月22日 12時) (レス) id: 872b9aa58f (このIDを非表示/違反報告)
きき - 完結おめでとうございます!そして遅くなりましたが、私が考えた名前を使ってくださりありがとうございます(*^▽^*)新作は書く予定ですか?書くのだったら楽しみにしてます(*^▽^*) (2017年12月21日 14時) (レス) id: b5dd81d92a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:山田瑠奈 | 作成日時:2017年12月6日 22時