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Side圭人
宏太「全員席着けー」
担任の薮先生が入ってきた。
薮先生は少し(というかかなり？)抜けている。
だからなのかみんな薮ちゃんと呼んでいる。
(伊野ちゃんはやぶぅって言ってる(笑))
そして薮ちゃんの後ろから
1人の女の子が入ってきた。
山ちゃんよりも小さくて、
ふわふわの茶髪を二つに結んだ
ぱっちり二重の可愛い女の子がいた。
宏太「神宮寺Aさんだ。
みんな仲良くしてやってくれな」
神宮寺さんはペコリと頭を下げた。
慧「えっ！？やぶぅ！転校生！？」
宏太「あぁ。
っていうか、転校生来ること知ってただろ。
伊野尾。またテキトーなこと言って
神宮寺さん、混乱させんなよ(笑)
それじゃあ窓側の後ろから
2番目の席に座ってね」
その席は山ちゃんの前で、
伊野ちゃんの後ろで
俺の隣の席だった。
宏太「圭人、教科書とか見せてやってな」
圭人「分かった」
宏太「それじゃあ来週までに
進路希望を提出すること」
そう言って薮ちゃんは教室を出て行った。
その瞬間神宮寺さんの近くに行く俺、山ちゃん、
伊野ちゃん以外の生徒。
「ねぇねぇ、どこから来たの？」
「誕生日っていつ？」
「めっちゃ可愛いね」
と質問攻めされ続け神宮寺さんは
うつむいてしまった。
「どうしたの？」
「気分でも悪い？」
慧「おーい。次は音楽室だよー。
早く移動しないと内申点危ないよ〜？」
そう伊野ちゃんが言うと「やべっ！」と言って
みんな教室を出て行った。
圭人「えーっと……神宮寺……さん？」
俺が恐る恐る声をかけると神宮寺さんは
ゆっくり顔を上げた。
ちょっと上目遣いになってて可愛い……。
圭人「俺、岡本圭人。よろしくね」
神宮寺さんはまた頭をペコっと下げた。
涼介「俺は山田涼介！」
慧「俺、伊野尾慧。
伊能忠敬じゃなからね」
そう言ってニコッと微笑んだ神宮寺さん。
涼介「じゃ屋上行こうぜ」
そう山ちゃんが言うと驚いた顔をした神宮寺さん。
慧「サボりだよサボり(笑)
俺たち、成績いいからさ(笑)」
涼介「自己紹介がてら行こうぜ」
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山田瑠奈(プロフ) - ききさん» こちらの作品も読んでいただきありがとうございます！ そうですね。今、新作の下書きをしているところです。おそらく今年中には公開出来ると思います。 (2017年12月22日 12時) (
レス) id: 872b9aa58f (このIDを非表示/違反報告)
きき - 完結おめでとうございます！そして遅くなりましたが、私が考えた名前を使ってくださりありがとうございます(*^▽^*)新作は書く予定ですか？書くのだったら楽しみにしてます(*^▽^*) (2017年12月21日 14時) (レス) id: b5dd81d92a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山田瑠奈
| 作成日時：2017年12月6日 22時
