え、やめてください ４【忍たま】

トリップ 続く ページ38

何となくは知っていたが





まさか下級生の間で噂が流れてるのは知らなかった

てっきり１年生だけだと





八左衛門「あー…この前生物委員の１年生共に

そんなこと聞かれたっけな」


勘右衛門「彦四郎には聞かれたな」





うわ、全然知らなかった

そして庄左ヱ門は聞かなかったのね

…庄左ヱ門にはバレてそうだな





『ごめん…兵助』





流石にここまで噂が広まったら迷惑だろう

もっと早く気がつけばよかった









兵助「お互い様だろ？」





おどけた笑顔で言うもんだから

許された気持ちになってしまう





きり丸「あとそれもだよ」





人差し指を立てながら

ビシッと私に向けた





きり丸「なんでかは知らないけど久々知先輩に

まるで友達と接するような態度だから

あんな噂が流れるんだって」





みなまでそういう態度はとっていないつもり

…だったのだが

まぁ、そこまで意識していなかったし

納得はする









.









勘右衛門「そうゆう噂なら兵助だけじゃなくて

俺達もあるよな？」





なんと…





雷蔵「まぁ、あるね」

八左衛門「あぁ、あったあった」





兵助と恋仲の噂だけじゃなくて

５年生の誰かと恋仲なのではないか

という噂まで流れているのらしい









『ご迷惑をおかけしました』





頭を深く下げて謝った









雷蔵「そういう噂は嫌でも流れるもんだよ」

勘右衛門「そーそー」





顔を上げれば気にした様子は全くなかったので

少しホッとする









きり丸「ま、なんか解決したみたいで良かったス」





釈然としない様子だが深く突っ込まないところ

気を使ってくれているのだろう





きり丸「あ、ぶっちゃけた話の続きなんスけど

その弐というか壱の延長線みたいな感じですけど」









ぶっちゃけた話はまだ続くのね

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