え、やめてください ４【忍たま】

トリップ 額 ページ18

見事





勘右衛門「あーあ、イケると思ったんだけどな」





火薬委員会が予算を獲得することができた

これで少し余裕ができる









八左衛門「あれは無理だろ」

雷蔵「Aちゃんはずるいよね」

勘右衛門「だよな

いくら綺麗に女装しても本物の女には適わないよ」





兵助が勘右衛門さんに指で凄いつつかれてる

あれ地味に痛いやつだ





兵助「確かにAのお陰だが

伊助や三郎次、タカ丸さんも頑張ったんだぞ」





これには私も頷く

私があんな事をしなくとも

あの花火だけで出し物として扱えただろう









『兵助もね』





そう言えば照れたように笑う

相変わらず美人さんだ





八左衛門「…そういや、Aはッ」





襖が開かれると









仙蔵「A、兵庫水軍の皆さんがお呼びだ」





綺麗な髪をなびかせながら私を呼ぶ仙蔵さんがいる





『…わかりました』





なんとなく、三郎を見てから席をたった

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜





第三協栄丸「わざわざ来てもらってすまんな」





帰る所だったろだろう

門の前で小松田さんが

一人ひとりに出門表を差し出している





『ご挨拶が遅れてしまい申し訳ございません

昨晩の宴は楽しんで頂けましたか？』





満足そうな笑顔で頷いてくれた





網問「すっごい綺麗だった！」

舳丸「異国語を話せるのですね」

鬼蜘蛛丸「思わずドキドキしてしまいました」





色々と話してくれる辺り楽しんでくれたのだろう

その安心を含めて小さく笑った









義丸「綺麗になった」





大きく、傷のある手で私の頬を包む

体に染み付いてしまった潮の匂いがする





『義丸さんの言った通りでした』





そう笑えば

義丸さんは優しく笑い





義丸「お相手、私じゃないのが残念だけど

…幸せになれよ」









頬に当てられた手が私の前髪をかきあげ

あらわになった額に唇が落とされる





鬼蜘蛛丸「ヨシ！？」









ちょっとした騒ぎになった

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