え、やめてください ３【忍たま】

トリップ 施す ページ43

目覚めは









『………う''』





１年ろ組／１年は組／１年い組「Aー！！！」





１年生によるタックルでした

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜





兵助「…お疲れ様」





昨日から来いと言われていたので

雷蔵さんと三郎さんの部屋に行けば

労りの声をかけられた





『…まぁ、私が悪いからね』





苦笑いをしながら三郎さんの隣に座る

またこうしてみんなで話せるのがとても嬉しい









三郎「………」





何やら首元をジッと見ていた

痕を消すために化粧をしたのだか

…やはりダメなのだろうか





『…やはり違和感ありますか？』





化粧なんて全然した事ないので不自然かもしれない

舞と同様に練習しておけば良かった





三郎「いや、そこまで違和感はないが…

私が施した方が上手いな」





そりゃそうでしょう

化粧で貴方に叶う人などこの学園にいますか？

仙蔵さん辺りなら上手そうだけれども









三郎「私が化粧を施してやろう」





三郎さんなら完璧に隠せるだろうと思い

誤魔化すために下ろしていた髪を横に流す









.









雷蔵「……Aちゃんって綺麗になったよね」





それ雑渡さんにも言われました

…本当にそうなら嬉しいけど





『…自分ではわかりません』





三郎さんの指が首に触れ少し反応してしまった

拭われているあたり

またあの痕が見えてしまうのだろう





八左衛門「一週間でとれるか？」





私も今朝鏡で確認したが結構綺麗に付いていた

一週間では足りないと思う









勘右衛門「これ相当強く吸わないと出来ないよ

痛かったでしょ？」





何故わかるのだろうか…想像はつくけど





『二度とこの痛みには遭いたくないです』





手裏剣で指を切る方がまだ痛くない





三郎さんの化粧が終わった様なので

髪を結おうと手で束ねたら









三郎「どれ、ついでに結ってやろう」





束ねていた手をかすみ取られ

再び落下してしまった

刹那、うなじに当たる指がくすぐったい









雷蔵「あ、僕これから図書の当番だから」





お茶を一気に飲み干し部屋を出て行った





八左衛門「あ、毒虫の餌やりがあるんだった」

兵助「…豆腐作りにいかないと」

勘右衛門「あー…お団子食べないと！」





他の３人もお茶を飲み干して

部屋を出て行ってしまった









いや、意味がわからない

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