トリップ あの時の ページ3
ジッと顔を見ると
『…あの時の』
私が戦場で助けた人だった
高坂「あ、君…」
隣の人を見れば
『あ、あの時の…』
女装のテストで財布を拾った人だった
雑渡「え、何この面白い状況」
伏木蔵「すごいスリル〜」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
一通り説明を終えると
伏木蔵「僕達より前から知り合いだったんだ」
伏木蔵に何故か羨ましがられた
『何だかんだでさ…
山本さんよく私のこと覚えてましたね』
山本さんはそこそこ目上の高い人らしい
山本「声を聞いていたからね」
流石タソガレドキのプロ忍
声だけでわかるなんて
高坂「A君こそよく私のこと覚えていたな」
先程とは違い
口布を外した高坂さんが柔らかい雰囲気で話す
『顔立ちが整っていましたので』
少し照れ臭そうにしていた
…可愛いかよ
雑渡「理由は何であれ
陣内を助けてくれてありがとう、礼を言う」
この人、良くも悪くも察しがいいな
伏木蔵みたいに仲良くは出来なさそう
山本「A君には本当に感謝しているんだ
妻も君に会いたいと言っている」
そこまで言う…？
まぁ、家族が大切なのは凄くわかるけど
『…ここを卒業して機会があったら、その時は』
とても素敵な人なんだろうな
『是非ともお会いしたいです』
山本さんは優しい笑みで応えてくれた
忍になったとしても山本さんみたいな
素敵な家庭を築けれるのだろうか
.
雑渡「卒業したらうちに来ればいいんじゃない？」
…はい？
雑渡「尊奈門か陣左の嫁にでも来ればいいよ」
何でみんなすぐ嫁の話をしたがるんだよ
山本「高坂もそろそろ嫁をとったほうがいい」
高坂「…と、言いましても」
そして何で私のことそっちのけで話が進むのかな…
高坂さんも困ってるでしょ
高坂「A君の気持ち次第ですし」
高坂さんの気持ちは！？
上司には逆らえないからなのかは知らないけど
そういう事を簡単に言ってはダメですよ
『まだそういう事はわからないので…』
ほら、私まだ１０才だし
雑渡「あんなに愛を語っていたのに？」
なんでそれを知っているんだよ
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堕落性(プロフ) - 女郎花さん» そうなんですよ、母の身を案じてくださりとても嬉しいです。ありがとうございます！色々と気を付けていこうと思います！ (2018年9月7日 21時) (
レス) id: 45750090ec (このIDを非表示/違反報告)
女郎花(プロフ) - 堕落性さん» タンスがですか!?堕落性さんにもお母様にもお怪我がなくて本当に安心しました。今後とも余震等にお気を付けてくださいね! (2018年9月7日 19時) (レス) id: eec5906db8 (このIDを非表示/違反報告)
堕落性(プロフ) - かぶたろうさん» こんにちは。ありがとうございます！家族を含め怪我もなく電気が復旧して安心しております。ご心配をありがとうございます！更新も頑張っていこうと思います！ (2018年9月7日 15時) (レス) id: 45750090ec (このIDを非表示/違反報告)
かぶたろう(プロフ) - こんにちは！いつも更新されるのを楽しみにさせていただいてます！地震大丈夫でしたでしょうか？安全にお気をつけくださいませ！ (2018年9月7日 8時) (レス) id: f3abb3c0d2 (このIDを非表示/違反報告)
堕落性(プロフ) - 女郎花さん» ご心配をありがとうございます。タンスの下敷きになりそうでしたが母が咄嗟にタンスを支えてくれたので怪我はありませんでした。母の愛を改めて感じました。電気が復旧しましたので少し多めに更新しますね！ (2018年9月7日 8時) (レス) id: 45750090ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：堕落性 | 作成日時：2018年8月18日 17時
