え、やめてください【忍たま】

トリップ 手紙 ページ3

両親がいなくなった翌日





私の所に１枚の手紙が届けられ、中を開けて３０分

は経った





『…マジか』





内容は至って簡単で【ご両親のことでお話がありま

す。忍術学園まで来てください】の文とそこまでの

地図………忍術……学園…





いや、さ…前々からただの転生にしては可笑しいな

とは思っていたよ？自動車も電気もないからさ

トリップだとしてもまさか前の小さい頃誰もが１度

は見たことであろう忍たま乱太郎の世界に来るとは

思いもしませんでした。





しかもこれ忍術学園に行かなきゃじゃん、断るにし

ても両親の話を出されては私も行なかなければなら

ない…さっと行ってさっと帰ってこよう





手紙を開いて１時間後、ようやく忍術学園に向けて

歩き出した

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜









私のような子供の足では忍術学園へ行くのに３日か

かってしまい結構疲れた。帰りのことを考えると

少々鬱になりそう





でも、前はこんな風に歩き疲れることもなかったか

ら疲れる反面嬉しく思う

それでまぁ、忍術学園についたんだけれども

…そんなにデカデカと忍術学園の看板なくてもいい

のに





コンコンッ





『すみません、どなたかいらっしゃいませんか』





近くに人がいたのかすぐに扉が開き





「はーい、何か御用ですか？」





人の良さそうな方が気の抜ける笑顔で扉から顔をひ

ょこっと出した。あー、いたなこんな人

実際のところあの３人組くらいしか覚えてない

あ、あとヘムヘム





『学園長様からお手紙をいただき参りました』





念の為手紙を見せながら





小松田「あぁ！学園長から聞いてるよ、僕は小松田

秀作です。忍術学園の事務員をやっています。

入門表にサインお願いしまーす」





小松田さんがどこからか取り出した筆でサインを書

き終えると





小松田「Aちゃんだね、学園長のお部屋まで案内

するよ」





申し訳ないなと思うが学園長の部屋など知らないの

で素直についていくことにする





『ご丁寧にありがとうございます』









一体どんな話をされるのやら

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