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「トイレ〜…トイレどこだよ！」
トイレのご案内くらい貼り付けておいて欲しい
広いキャンパスの中で、俺は大して行きたくもないトイレを探していた
にしても、立派な大学だ
きっと楽器を保存したりするためにこんなにたくさんの部屋があるのだろう
俺はトイレを探すのを諦めて、ブラブラと校内を回ることにした
ふと、どこからかピアノの音が聴こえてきて足を止めた
俺はなんとなく、本当になんとなくだけどその音を追いかけることにした
人気の居ない建物に入る
いくつかの小さな部屋があって、俺はゆっくりと足を進める
どんどん大きくなっていく音
なぜか心地良い、柔らかな音楽
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作者名：えつ | 作成日時：2018年10月30日 15時
