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『晋助様ァ!
もうすぐ祭りっスね!!』
そう言って、金髪の女はなにやらニコニコとした笑みを携えては隻眼の男に話しかける。
しかし、そんな彼女の発言は軽くあしらわれ、代わりに武市という背の高い男が声を出した。
『祭り……懐かしいですね。
あの時の私はどうしてヨシコちゃんの落とした林檎飴を拾わなかったのか……どうしてそれを舐めなかったのか、今でも後悔しています』
『アンタは今黙ってろっス』
目を瞑り、瞼の裏にその時の情景でも浮かべているのか頷き始める。そんな武市に、金髪の女、また子は銃口を向けた。
そして武市を「ロリコン」「変態」と罵っては、彼は「フェミニスト」だと言い張っていく。
『……で、どうっスか、晋助様!
祭り、好きっスよね!?』
派手な物を好む独眼の男、高杉はもちろん祭りも好きである。それを分かっていたからか、彼女は高杉に勧めていた。
『行ってもし、幕府の犬などに見つかったらどうするのです』
武市はまた子の目論見を理解したようだが、敢えて彼女を止める。今回のは規模が小さい上に将軍は来ないと言い張るまた子に対し、首を縦に振らない。
『……Aが、行きたがってるっス!!』
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月城碧 - ハルさんすごいです!私も高杉が大好きなのですがもうキュンキュンしまくりです!最初は愛なんてなかった…ていう所からの展開が凄すぎる!もう一気に高杉をもっと好きになるとともにハルさんのファンになりました! (2018年12月4日 17時) (レス) id: de7306413f (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 銀皐月さん» さっつんの言った通り早いですね! 本当に! 高杉への愛を詰めるだけ詰め込んでいる作品なので、終わりが早いと呆気なく思ってしまいます( ; ; ) 続編も頑張ります! 応援ありがとう! これからもよろしくね!( ´ ∀`) (2017年8月11日 9時) (レス) id: 3c0de761a5 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - エラさん» おはようございます! それはそれは、どうもありがとうございます!! 両方好きだなんてとっても嬉しいです( ´ ∀`) 続篇、本日出しますのでどうかお楽しみに!! 閲覧とコメントをありがとうございました! (2017年8月11日 9時) (レス) id: 3c0de761a5 (このIDを非表示/違反報告)
銀皐月(プロフ) - ハルー、恋は白い薔薇のようで完結おめでとう!
早いね、もう3弾いっちゃうよ。高杉好きだからこそ、泣くよね。愛がない結婚からの愛。泣くね。号泣だ。
黄色い薔薇も頑張ってね! (2017年8月10日 20時) (携帯から) (レス) id: 5de9376b0f (このIDを非表示/違反報告)
エラ(プロフ) - こんにちは!いつも楽しませてもらってます!サドリーマンも好きですが、薔薇シリーズも大好きです!「別れは、黄色い薔薇のように」も楽しみにしています♪頑張ってください♪ (2017年8月10日 14時) (レス) id: ad6183f351 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハル | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/harumemory
作成日時:2017年7月23日 10時