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私の腰を掴み、支えてくれた人のお陰で生きている状況だ。ゆっくりとそのまま引っぱってくれた彼と向き直る。
その本人は私を怪訝そうに見つめ、その場に胡座をかいた。
『神威さんありがとうございます』
『別に良いけど、何してたの?』
『ちょっと、鴉が……』
そう思って慌てて窓の下を見るが、もうそこに鴉の姿はない。それに安堵し、もう一度彼にお礼を言う。
『自分も飛べると思った?』
『まさか! 違いますから!』
必死に首を振る私とは裏腹に、神威さんは私をクスクスと笑った。「でも危ないから気をつけてね」と注意を受け、それに頷く。
もう一度鴉がいないか確認し、私は窓を閉めた。
『それで、神威さん。今日は一体どんなご用で?』
『……ちょっと聞いて欲しい話があってさ』
『話?』
そう、と言って、彼はニコニコと口角を釣り上げる。不敵なその笑顔に思わず生唾を飲み込み、神威さんの切り出す話を待つ。
彼はゆっくりと口を開き、話し始めた。
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月城碧 - ハルさんすごいです!私も高杉が大好きなのですがもうキュンキュンしまくりです!最初は愛なんてなかった…ていう所からの展開が凄すぎる!もう一気に高杉をもっと好きになるとともにハルさんのファンになりました! (2018年12月4日 17時) (レス) id: de7306413f (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 銀皐月さん» さっつんの言った通り早いですね! 本当に! 高杉への愛を詰めるだけ詰め込んでいる作品なので、終わりが早いと呆気なく思ってしまいます( ; ; ) 続編も頑張ります! 応援ありがとう! これからもよろしくね!( ´ ∀`) (2017年8月11日 9時) (レス) id: 3c0de761a5 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - エラさん» おはようございます! それはそれは、どうもありがとうございます!! 両方好きだなんてとっても嬉しいです( ´ ∀`) 続篇、本日出しますのでどうかお楽しみに!! 閲覧とコメントをありがとうございました! (2017年8月11日 9時) (レス) id: 3c0de761a5 (このIDを非表示/違反報告)
銀皐月(プロフ) - ハルー、恋は白い薔薇のようで完結おめでとう!
早いね、もう3弾いっちゃうよ。高杉好きだからこそ、泣くよね。愛がない結婚からの愛。泣くね。号泣だ。
黄色い薔薇も頑張ってね! (2017年8月10日 20時) (携帯から) (レス) id: 5de9376b0f (このIDを非表示/違反報告)
エラ(プロフ) - こんにちは!いつも楽しませてもらってます!サドリーマンも好きですが、薔薇シリーズも大好きです!「別れは、黄色い薔薇のように」も楽しみにしています♪頑張ってください♪ (2017年8月10日 14時) (レス) id: ad6183f351 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハル | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/harumemory
作成日時:2017年7月23日 10時